さすがにディズニーが『デッドプール&ウルヴァリン』でNGを出した下ネタジョークが判明 ─ 監督が「墓場まで持っていく」と言っていたやつ

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の救世主的大ヒットを記録した映画『デッドプール&ウルヴァリン』の英語脚本がオンラインで公開され、公開版からはカットされた最凶ジョークが判明することとなった。
第四の壁を破ってメタ的なジョークをベラベラ喋りまくる『デッドプール』シリーズ最新作となる本作では、20世紀フォックスがディズニーに買収されて初の映画ということで、俺ちゃんの気合いも入りまくり。劇中ではディズニーをイジりまくっていたが、さすがにエグすぎてカットされた下ネタジョークが存在した。
該当の場面は、“虚無世界”に落とされたデッドプールとウルヴァリンが、マルチバースのエレクトラ、ガンビット、ブレイド、ローラと出会うシーンだ。情報保護のためか、彼女たちは脚本上でそれぞれイレブン、ギャツビー、ビリー、レモンという仮名に置き換えられている。
大まかな流れは公開版と同じだ。まずは3人が登場し、ウルヴァリンが酒瓶を手に取ると、ガンビットがカードを使って瓶を割る。その後、デッドプールが「君ら3人に会いにきたんだ」と言うと、エレクトラが「4人だよ」と答える。
つまり、もう1人登場するということに気付いたデッドプールが「4人?待って、まさかマグニートー?神様お願いします、マグニートーにしてください、あの人は……」と興奮し始めると、ブレイドが「死んだ」と伝える。
映画版では、ここでデッドプールが「クソが!ディズニーってケチンボ!ピノキオがオレのケツに顔押し付けてウソつきまくってる感じ!」とお下劣な悪態をつく。これだけでもなかなかの下ネタだが、脚本版はもっと酷い。「クソが!X-MEN1人増やす余裕もねぇのかよ!ディズニーってケチンボ!ミッキーマウスのチ◯コが喉に詰まって息もできねぇ!」
実はこのジョーク、ディズニーが唯一変更を求めたものだったようだ。つまりディズニー的には、「ミッキーマウスのチ◯コ」だけは絶対NGだったというわけである。もしもあなたが映画製作者になったら、作品の中で「ミッキーマウスのチ◯コ」というジョークだけは絶対に使わないようにしてほしい。
なおショーン・レヴィ監督は、このセリフについて「墓場まで持っていく」とのかたい決意を口にしていたが、脚本公開によって露出してしまうこととなった。
▼ 『デッドプール&ウルヴァリン』の記事
Source:Disney