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【ネタバレ】『デッドプール2』ラストの衝撃展開、真相が明かされる ─ きっかけはテスト試写での好反応?

デッドプール2
(C)2018 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

映画『デッドプール2』(2018)のラストで描かれたとある重要な展開が、公開前に行われたテスト試写でネガティブな反応が多く見られたことを受けて変更されていたことがわかった。出演者のモリーナ・バッカリンが当時を経緯を振り返っている。

この記事には、『デッドプール2』のネタバレが含まれています。

デッドプール2
(C)2018 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

公開を前にして脚本が書き換えられていたのは、バッカリンが演じたヒロインのヴァネッサ。劇中冒頭、ヴァネッサは自宅を襲撃してきた麻薬カルテルの銃弾に倒れてしまう。しかし、ポストクレジットシーンではデッドプールが修復されたタイムトラベル装置で過去へ戻り、ヴァネッサの死を阻止。わずかなシーンではあったが、ここでヴァネッサが生き返ったことが判明した。

当初、この最後の展開は存在しておらず、追加撮影時に加えられたものであったことが公開直後に明かされている。また脚本家たちの間では、ヴァネッサを蘇生させることに強い抵抗があったともいわれているが、それではなぜ新たに書き加えられたのか。このたび米Syfyで当時を振り返ったモリーナ・バッカリンによれば、変更の背景にはライアン・レイノルズ演じるウェイドとヴァネッサの関係を望む声が大きく関係していたという。

「たしかある時、デヴィッド・リーチ監督から電話をいただいて、このようなことを言われたと思います。“君とライアンは映画(のテスト試写)でとても良い反応だったから、彼女が死んでしまって皆がすごく動揺しているよ。だから僕たちも、彼女を復活させられるように扉を開けておかないといけないんだ”って。」

こうしてヴァネッサは奇跡の復活を果たしたわけだが、現在は『デッドプール3(原題)』が製作中。当然のことながらヴァネッサの再登場も期待されるが、バッカリンは製作側から「電話はかかってきていない」という。その一方で、「もうすぐかもしれませんね」とも話し、続投を期待しているようだ。

ちなみに『デッドプール2』でのヴァネッサを巡っては、他にも別案が存在していたことが分かっている。デヴィッド・リーチ監督の前に起用されていたティム・ミラー監督時代(諸事情により後に降板)には、ヴァネッサがミュータントのコピーキャットに変貌する展開が構想されていたという。

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Source: Syfy

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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