『ドクター・ストレンジ』続編、モルド役キウェテル・イジョフォーが続投決定 ─ その後の行動も「すべて明らかに」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品『ドクター・ストレンジ』(2016)の続編映画『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題:Doctor Strange in the Multiverse of Madness)』に、バロン・モルド役のキウェテル・イジョフォーが続投することが正式に判明した。
米ScreenRantにて、イジョフォーは続編への出演を認め、撮影開始時期については「もうすぐ始められることを祈っています。言えることはそれだけ」と語った。『ドクター・ストレンジ』続編にモルドが登場すること、イジョフォーが続投することが正式に認められるのは今回が初めてだ。「みんな、撮影を始めるのを本当に楽しみにしています。待ちきれません」。
イジョフォー演じるモルドは、『ドクター・ストレンジ』にて主人公スティーブン・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)の兄貴分として活躍。エンシェント・ワン(ティルダ・スウィントン)とともに、“もうひとりのメンター”としてストレンジを導いた。しかし、そのさなかに自分の知らなかった真実を突きつけられ、ストレンジとは思想・価値観の違いから決別している。
その後、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)にモルドは登場しなかった。では、ヒーローたちがサノスと戦っているさなか、モルドはどこで何をしていたのだろうか? 今回、イジョフォーはこの謎について「すべて明らかになりますよ」と語っている。
『ドクター・ストレンジ』続編には、カンバーバッチとイジョフォーのほか、ウォン役のベネディクト・ウォンも続投。MCU作品からはワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ役のエリザベス・オルセンが登場する。監督は『スパイダーマン』3部作の鬼才サム・ライミが務め、脚本は新鋭ジェイド・バートレット、MCUドラマ「ロキ(原題:Loki)」のマイケル・ウォルドロンが執筆。前作監督のスコット・デリクソンは企画途中に降板し、製作総指揮として名を連ねている。
映画『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題:Doctor Strange in the Multiverse of Madness)』は2022年3月25日に米国公開予定。新型コロナウイルスの影響を受け、撮影開始の正確な目処は立っていない。
Sources: ScreenRant, Comicbook.com