ニコラス・ケイジがみんなの夢に出てくる『Dream Scenario』2024年、日本公開決定 ─ 『ミッドサマー』アリ・アスター製作のA24作品

ニコラス・ケイジ主演、『ミッドサマー』や『ボーはおそれている』の鬼才アリ・アスター製作によるA24映画『Dream Scenario(原題)』が、2024年日本公開となることがわかった。配給はクロックワークス。国内ファーストルック画像も到着している。
ニコラス・ケイジ演じる大学教授のポール・マシューズが、なぜか人々の夢に登場するようになるという奇想天外な物語。たちまち有名人になってもてはやされるポールだったが、“夢のような”サクセス・ストーリーは、突如として“悪夢”のごとく暗転する。
メディアやSNSで人気者になったポールだが、やがて夢の中のポールが恐ろしい行動を取り始める。恐怖の対象になったポールに現実世界で向けられる視線も変化。「僕は何もしていないのに」と戸惑うポールに、「名声には望ましくない副作用もある。そのことに備えなければ」と“有名税”の責任が振ってかかる……。

ニコラス・ケイジは本作で第81回ゴールデングローブ賞主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)にもノミネートされている。
監督・脚本は、『シック・オブ・マイセルフ』クリストファー・ボルグリ。製作のA24は、本作を「ボルグリとアリ・アスターが贈る邪悪で愉快なコメディ」と形容している。
共演は『ブロンド』(2022)のジュリアンヌ・ニコルソン、『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』(2010)のマイケル・セラほか。プロデューサーにはアスターのほか、ニコラス・ケイジ、アリ・アスター作品を手がけてきたラース・クヌードセン&タイラー・キャンペロン、A24から『X エックス』(2022)のジェイコブ・ジャフケが名を連ねた。
『Dream Scenario(原題)』は2024年全国公開。