『ドクター・ストレンジ』続編、再撮影終了か ─ エリザベス・オルセンが歓喜の表情、「もうストレンジじゃない!」とスタッフ

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品『ドクター・ストレンジ』(2016)の続編映画、『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題:Doctor Strange in the Multiverse of Madness)』では、直近まで再撮影・追加撮影が行われていたようだ。このたび、ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ役のエリザベス・オルセンのヘアスタイリストを担当しているカレン・バーテックが、Instagramで「撮影終了」と投稿している。
『ドクター・ストレンジ』続編の撮影は、2022年3月の米公開を目指して2020年11月に開始。一時はコロナ禍の影響による撮影中断も経たが、2021年4月には主要撮影が終了間近であることが明かされていた。明確なクランクアップ時期は定かでなかったが、現在はポスト・プロダクション(撮影後作業)にあると思われる。
2021年9月9日(現地時間)、ヘアスタイリストのカレンはInstagramで「もう“ストレンジ”じゃない!」と喜びを見せた。カレンは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)以降のMCU作品に参加しており、写真に写るエリザベス・オルセンとは「ワンダヴィジョン」(2021)でも仕事を共にしている。「再度、撮影終了です」と綴っているため、オルセンは再撮影、追加撮影に参加していたのだろう。3人とも嬉しそうだ。
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『ドクター・ストレンジ』続編は「ワンダヴィジョン」から直結する物語になると言われており、ワンダ役のオルセンは重要な役割を担うことになる。『ドクター・ストレンジ』だけでトータル約10ヶ月の撮影に挑んだことになるオルセン。公開前のプロモーションまでゆっくり身体を休めてほしい。
出演者には主演のベネディクト・カンバーバッチをはじめ、前作からバロン・モルド役のキウェテル・イジョフォー、ウォン役のベネディクト・ウォン、クリスティーン・パーマー役のレイチェル・マクアダムスが続投。監督は鬼才サム・ライミが務め、脚本は「ロキ」(2021)のマイケル・ウォルドロン、音楽はトビー・マグワイア版『スパイダーマン』シリーズのダニー・エルフマンが担当した。前作監督のスコット・デリクソンは製作総指揮に名を連ねている。
映画『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題:Doctor Strange in the Multiverse of Madness)』は2022年3月25日に米国公開予定。