『ブラックパンサー』エムバク役ウィンストン・デューク、新作映画でライアン・ゴズリングと共演へ

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『ブラックパンサー』シリーズでワカンダ王国の屈強な戦士エムバク役を演じるウィンストン・デュークが、新作アクション映画『The Fall Guy(原題)』でライアン・ゴズリングと共演する。米The Hollywood Reporterが報じている。
本作は、80年代の人気ドラマ「俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ」(1981-1986)のリメイク版。オリジナルのドラマシリーズは、スタントマンのコルト・シーバースと甥のホーイー・マンソンらが副業の賞金稼ぎに奮闘するストーリーだが、映画版は副業の設定をなくし、ゴズリング演じる落ち目のスタントマンが、過去に仕事をしたスター俳優たちと共に映画界での復活を目指す物語になる。ところが、問題はそのスター俳優が失踪してしまったことで……。
デュークは主人公の親友役を演じる。主人公のスタントマンが代役を担う映画スター役で『ブレット・トレイン』(2022)のアーロン・テイラー=ジョンソン、主人公と過去に恋愛関係にあった特殊メイクアーティスト役で『クワイエット・プレイス』シリーズのエミリー・ブラントが出演し、豪華な顔ぶれに。その他には映画スターのアシスタント役で、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)のステファニー・スーがキャストに名を連ねる。
メガホンをとるのは、『デッドプール2』(2018)、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』2019)、『ブレット・トレイン』(2022)で監督を務めたデヴィッド・リーチ。『スーパーコンボ』でリーチとタッグを組んだドリュー・ピアースが脚本を担当し、ゴズリング、リーチ、ピアースは、ケリー・マコーミック、『エクスペンダブル』シリーズのガイモン・キャサディ、『ジョン・ウィック』(2014)のジェイソン・シャイヴィッツと製作総指揮も兼任する。
ウィンストン・デュークは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)でもエムバク役を再演し、ジョーダン・ピール監督のホラー映画『アス』(2019)、『ナイン・デイズ』(2020)にも出演。アクション・コメディ映画『スペンサー・コンフィデンシャル』(2020)では、主人公スペンサー(演:マーク・ウォールバーグ)の相棒ホーク役を演じた。デュークが出演する『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は公開中。
現在オーストラリアで撮影中の『The Fall Guy(原題)』は、2024年3月1日に米国公開予定。
Source:The Hollywood Reporter