『DUNE/デューン』続編にフローレンス・ピューが出演交渉中、イルーラン姫役と米報道

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のSF超大作『DUNE/デューン 砂の惑星』の続編『Dune: Part Two(原題)』に初のキャスティング情報が到着だ。『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)や『ミッドサマー』(2019)『ブラック・ウィドウ』(2021)などで知られるフローレンス・ピューが出演交渉中にあると米Varietyが報じている。
報道によれば、交渉が成立すればピューはイルーラン姫を演じることになるという。イルーラン姫はアトレイデス家を謀略にかけた宇宙皇帝シャダム4世の娘で、フランク・ハーバートによる原作小説ではポール・アトレイデスと政略結婚をすることになる。結婚後もイルーラン姫は物語で重要な役割を担っている。
ピューとポール・アトレイデス役のティモシー・シャラメは『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』で共演しており、早くも再タッグを組むことになる。同作に続き、新たな化学反応を起こしてくれるに違いない。
『Dune: Part Two』の撮影開始は2022年夏に見込まれている。ピューは現在、クリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー(原題)』の撮影中で、これと並行して歌手マドンナの伝記映画のオーディションにも主演候補として参加しており、多忙なスケジュールが続く。
このたびの発表を皮切りに、1作目に登場しなかったキャラクターを演じる新キャスト情報が待たれるところ。ちなみに続編には、ポールのライバル的な存在であるフェイド=ラウサが登場することがすでに判明している。1984年のデヴィッド・リンチ版映画ではスティングが演じたキャラクターとして知られていることもあり、同役のキャスティングには注目が集まる。
映画『Dune: Part Two(原題)』は、2023年10月20日に米公開予定。
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Source:Variety