『デューン 砂の惑星 PART3』レディ・ジェシカ役レベッカ・ファーガソンが続投 ─ 撮影は一日のみ、原作にはほぼ登場せず

ティモシー・シャラメ主演によるSF超大作『デューン 砂の惑星』シリーズの第3作『Dune: Part Three(原題)』に、レディ・ジェシカ役のレベッカ・ファーガソンが復帰することがわかった。海外メディアにて本人が認めている。
ファーガソン演じるレディ・ジェシカは、シャラメ演じる主人公ポール・アトレイデスの母親にして、“命の水”を飲むことで惑星アラキスの原住民フレメンの教母となった。ジェシカは息子ポールを救世主として祭り上げていくが、それゆえに親子は反目することになり……。
『デューン 砂の惑星 PART2』(2024)に続く第3作は、原作小説『デューン 砂の惑星』の続編『デューン 砂漠の救世主』に基づく物語。この小説にジェシカはほとんど登場しないが、英GamesRadar+の取材に対し、ファーガソンは「(第3作に)出ていますよ、少しだけ」と語り、一日だけ撮影に参加したことを認めた。
「小説に登場しないので、出番があるとは思っていなかったんですが、ドゥニ(・ヴィルヌーヴ監督)から電話があって、“どうして出ないと思ったの?”と聞かれたんです。だから“原作に出てこないから”と答えたら、“いや、何シーンかあるんだ”と。[中略]セットに行ったら、(撮影監督の)リヌス・サンドグレンとドゥニ、ティモシーがいて。翌日には帰ることが決まっていたので、寂しさはありました。」
ジェシカがどのような形で再登場するのかはわからないが、どうやらシャラメとは再び共演シーンがある模様。第3作には、前作でジェシカが身ごもっていた“ポールの妹”アリアが本格登場し、アニャ・テイラー=ジョイが続投することもわかっている。
英IndieWireのインタビューでも、ファーガソンは第3作について「私は大きい役割ではありません」と強調。ただし、ヴィルヌーヴとジョン・スペイツによる脚本は「素晴らしい」と絶賛した。「密度が濃く、情報量が多い原作なので、映画にするのは難しいのです。ドゥニは原作にしばしば言及しながら、小説とのつながりを作ろうとしています。ドゥニが描くものは素晴らしいと思います」。
『デューン』第3作には、ポール・アトレイデス役のティモシー・シャラメ、チャニ役のゼンデイヤ、皇女イルーラン役のフローレンス・ピュー、アリア役のアニャ・テイラー=ジョイが続投。第2作には登場しなかったダンカン・アイダホ役のジェイソン・モモアも復帰する。新たにロバート・パティンソンが悪役スタキュレー役を演じるとの報道もあったが、現時点では正式に発表されていない。
映画『Dune: Part Three(原題)』は2026年12月18日に米国公開予定。
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Source: GamesRadar+, IndieWire