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ティモシー・シャラメ&ジェイソン・モモア初共演、『デューン』監督が起用の理由語る「戦うモモアはバレエダンサーのよう」

ティモシー・シャラメ ジェイソン・モモア
Somewhere In Toronto https://www.flickr.com/photos/terras/30755014688/ | Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/42867509995/ | Remixed by THE RIVER

『ブレードランナー 2049』(2017)ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督最新作『デューン(原題:Dune)』は、未曾有の危機にあるハリウッドから放たれるSF超大作だ。目を見張るほどの豪華キャストがそろった本作では、『君の名前で僕を呼んで』(2017)のティモシー・シャラメ、『アクアマン』(2018)のジェイソン・モモアが初共演を果たす。シャラメは没落した貴族の王子ポール・アトレイデス役、モモアは家に仕える剣士ダンカン・アイダホ役を演じるのだ。

上海国際映画祭にオンラインで登場したヴィルヌーヴ監督は、シャラメ&モモアらのキャスティング理由を語っている。監督いわく、本作ではキャストの多くについて「第一希望が叶った」とのこと。主人公のポールを演じるシャラメも、やはりそのうちの一人だったようだ。

「ティモシーに会ったら、自然と“一緒に仕事がしたい”という流れになりました。ティモシーに出てもらうのは難しくなかったですね。彼を選んだのにはいくつかの理由があって、ひとつは、彼がすさまじい俳優だということ。非常に深みがあるし、年齢に対して成熟している。ポール・アトレイデスは若い肉体に年を重ねた魂が宿っているような人物ですが、ティモシーにもそういうところがあります

そして何よりも、彼が実際よりもずっと若く見えること。カメラ越しだと、15歳くらいに見えることがある。こんなに若く見えるのかって驚きますよ、実際は23歳くらいだと思うんですけど。それが(役柄に)すごく合っているんです。目の中には年を重ねたところがあるし、落ち着きがある。そのコントラストが非常に重要でした。」

『デューン』の撮影を経て、ヴィルヌーヴはシャラメの魅力にすっかり取りつかれてしまったらしい。「懐かしのハリウッドスターを思い出させる、本物の映画スター」だと絶賛し、「すごいカリスマ性があって、ティモシーがカメラの前に立つと、それが炸裂する」とまで言わしめているのである。そんな“カリスマ性”こそ、やがて人々を率いていくポールという役柄に必要だったとも監督は強調した。

シャラメ演じるポール、詳しくはこちら

シャラメ演じるポールに仕えるのが、モモア演じる剣士ダンカン。以前、モモア自身が「(『スター・ウォーズ』の)ハン・ソロみたい」な役柄だと形容した人物である。ヴィルヌーヴによると、キャスティングの理由は「冒険に対して奔放に関わるところ、そしてスクリーンでの優雅さ」。従来はどちらかといえば大胆かつ活発な印象が強いだけに、本作は新境地となりそうだ。なにしろ監督は「戦っている時の彼はバレエダンサーのよう」だと言っているのである。

またヴィルヌーヴは、モモアの魅力は「すばらしい笑顔」にもあるといい、シャラメと同じく「すごいカリスマ性がある」と称えている。「宇宙最高の戦士を演じてもらいました。だから騎士道の精神と優雅さ、それから虚勢とユーモアセンスが必要だったんです」。これはモモアファンのみならず、絶対に見逃せないジェイソン・モモアを観ることができそうだ……。

『デューン』には2人のほか、ハリウッドを代表するスターが集結。ポールの父デューク・レト役をオスカー・アイザック、母ジェシカ・アトレイデス役をレベッカ・ファーガソン、原住民の族長スティルガー役をハビエル・バルデム、アトレイデス家と対立するウラディミール・ハルコネン男爵をステラン・スカルスガルド、その甥“ビースト”ラバン役をデイヴ・バウティスタが演じるほか、シャーロット・ランプリングやゼンデイヤ、デヴィッド・ダストマルチャンらも登場する。

映画『デューン(原題:Dune)』は2020年12月18日に米国公開予定

Source: Collider

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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