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オースティン・バトラー、『DUNE』続編で海軍仕込みのトレーニングをこなす ─ 「『エルヴィス』プロモ中も鍛えてた」

Austin Butler オースティン・バトラー
Photo by Toglenn https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Austin_Butler_2019_by_Glenn_Francis.jpg

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のSF超大作『DUNE/デューン 砂の惑星』の続編映画『Dune: Part Two(原題)』でフェイド=ラウサを演じるオースティン・バトラーは、撮影にあたって海軍仕込みの厳しいトレーニングを重ねたそうだ。米Backstageのインタビューで明かしている。

『DUNE/デューン』続編では、主人公ポール・アトレイデスを演じるティモシー・シャラメとバトラー演じるフェイド=ラウサによる決闘シーンがハイライトとなるだろうと予想されている。元々、ヴィルヌーヴ監督の、そして前作のファンだったバトラーは続編に真摯に臨んだ旨を語った。

『DUNE/デューン』に関しては、これまでと異なる試練が数々ありました。ドゥニとの最初のミーティングから確実に身体面での課題がありましたし、彼のビジョンも分かっていました。身体的に力強い存在になるだけでなく、求められたことを何でもできるような体にするために、前もって数か月間、ネイビーシールズの方にトレーニングについてもらったんです」

米海軍の特殊部隊・ネイビーシールズがアクションなどの撮影に協力することはよくあること。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』でもシガニー・ウィーバーはネイビーシールズの指導にあたっていたスペシャリストのもと水中トレーニングを行った。しかしバトラーは主演映画『エルヴィス』のプロモーション期間と『DUNE/デューン』のトレーニングが重なっていたため、また別の苦労があったようだ。

「カンヌ国際映画祭の時期までトレーニングをやっていたので、日中は記者会見などに出て、夜はトレーニングする。『エルヴィス』でやりくりするのが難しかったのはそこですね。『エルヴィス』の間は外の世界の全てを完全に取り除くことができたのですが、他のものとバランスを取らなくちゃいけない状況下で、どうすべきか習得しなくてはいけませんでした。でも、それは何もかもを包み込むようなエネルギーがありますし、僕は別世界に生きることが大好きです。すごく消耗しますけどね。」

先日、撮影終了を迎えたことをシャラメがInstagramにて報告した写真からは非常に楽しそうな様子が窺えたが、実際の撮影はハードだったに違いない。多忙なスケジューリングとトレーニングを成し遂げたバトラーの肉体とアクションも要注目だ。

『DUNE/デューン』続編はシャラメほか、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソン、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、ステラン・スカルスガルド、デイヴ・バウティスタといった前作キャストが続投。イルーラン姫役でフローレンス・ピュー、フェイド=ラウサ役でオースティン・バトラー、宇宙皇帝シャダム4世役でクリストファー・ウォーケン、レディ・マーゴット役でレア・セドゥ、シシャクリ役でスエリア・ヤクーブなど数々の新キャストを携え、2022年7月よりブダペスト、アブダビ、ヨルダン、そしてイタリアで撮影が開始した。続編ではポール・アトレイデスの旅の続きが描かれ、宿敵ハルコンネン家との決戦に乗り出す展開が予想されている。

映画『Dune: Part Two(原題)』は2023年11月3日に米国公開予定。

Source:Backstage

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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