『デューン 砂の惑星 PART2』予告編が初公開 ─ 全てがスケールアップした壮大な映像を見よ

2021年の映画『DUNE/デューン 砂の惑星』の続編、『デューン 砂の惑星PART2』初の予告編映像とティザーポスターが全世界解禁となった。日本版も届けられている。
宇宙帝国を統べる皇帝の命により、過酷な砂の惑星デューンへと移住したアトレイデス家のポール(ティモシー・シャラメ)。しかしこれは、アトレイデス家の滅亡を企てた、皇帝と宿敵ハルコンネン家の共謀だった。父は殺され、母と共に命からがら刺客の手を逃れたポールは、砂漠に暮らす先住民のフレメンたちに助けられ、そこでチャニ(ゼンデイヤ)と出会う。
公開された予告編は、圧巻の砂漠を前にしたポールとチャニから始まる。「惑星アラキスには無数の秘密がある。最大の秘密は明かされない」と意味深な発言をするのは、皇帝の娘イルーラン(フローレンス・ピュー)惑星を支配する極悪非道なハルコンネン家の面々に、一族を滅ぼされたポールは、復讐の心を内に秘めるのだった。
「ただひたすら、前を進め」砂を駆けるポールは、なんと巨大砂虫のサンドワームに飲み込まれながら、この巨大な生物を乗りこなしている。
キスを交わすポールとチャニ。ついに、反撃の狼煙を上げ、最終決戦の様子が明らかになる。そして、現れたのはハルコネン家の次期男爵フェイド=ラウサ(オースティン・バトラー)。「お前の、剣を砕いてやる」。剣を構えるポールの目は、砂の民の象徴でもある青色に輝いている。真の勇者は誕生するのか?新たな希望は訪れるのか?全宇宙の覇権を賭けた壮大な物語が今、始まる。
その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる惑星デューンを舞台に壮大な宇宙戦争を描いた「デューン 砂の惑星」(フランク・ハンバード著/早川書房)。
宮崎駿監督の『風の谷のナウシカ』やジョージ・ルーカス監督の『スター・ウォーズ』シリーズにも大きな影響を与え、その壮大なスケールから実写化不可能と言われ続けていた小説が、2021年に劇場公開されると、世界34の国と地域で初登場No.1、全世界で4億ドルを超す大ヒットを記録。第94回アカデミー賞でも最多6部門を受賞し世界中の話題をさらった、今最も新作が待ち望まれる作品の1本だ。
主演には、ルカ・グァダニーノ監督の『君の名前で僕を呼んで』で第90回アカデミー賞主演男優賞に若干21歳でノミネートされ、一躍トップ俳優へ上り詰めたティモシー・シャラメ。2023年は、ルカ監督と再タッグを組んだ『ボーンズ アンド オール』でプロデューサーデビューも果たし、今後も世界的大ヒット作『チャーリーとチョコレート工場』でジョニー・デップが演じたウィリー・ウォンカの物語『Wonka(原題)』の主演など、超大作の出演が続く、“ハリウッドのトップスター“であり、まさに、“映画界の今年の顔”である。また、そのファッションセンスや言動から全世界でスタイルアイコンとしても注目を集めている。
共演は『ユーフォリア/EUPHORIA』でエミー賞史上最年少での主演女優賞の受賞や大ヒット作『スパイダーマン』シリーズにも出演するゼンデイヤを始め、レベッカ・ファーガソン、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリンなど。更に、本作から『エルヴィス』で第95回アカデミー賞主演男優賞ノミネートのオースティン・バトラー、『ミッド・サマー』『ブラック・ウィドウ』のフローレンス・ピュー、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のレア・セドゥも加わり、この壮大な物語に夢のオールスターキャストが集結した。
監督は、前作に引き続き『メッセージ』『ブレードランナー2049』の不可能を映像化する男ドゥニ・ヴィルヌーヴ。音楽には映画音楽の巨匠ハンス・ジマーが顔を揃える。
『デューン 砂の惑星 PART2』日本公開日は未発表。
▼ 『デューン 砂の惑星 PART2』の記事
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