ドウェイン・ジョンソン大減量「気分良い」、70代の老人を演じるため ─ 「クリント・イーストウッドを想像してほしい」

『ワイルド・スピード』『ジュマンジ』シリーズのドウェイン・ジョンソンが、大幅減量に挑戦している。
伝説的レスラーのマーク・ケアーを衝撃の変貌ぶりで演じた主演映画『The Smashing Machine(原題)』に続いて挑戦するのは、同作のベニー・サフディ監督と再タッグを組む『Lizard Music(原題)』。小説家ダニエル・ピンクウォーターの児童向け小説を原作に、ジョンソンは“チキンマン”と呼ばれる老人を演じる。
『The Smashing Machine』のロサンゼルス・プレミアに登場したジョンソンは、米Varietyの取材に対し、「ダイエットをしているんです。身体が重くないのはうれしいですよ」と語った。「気分がいいんです。シャツを入れられるようになったし、妊娠しているようにも見えないし」。
演じるのは70代の老人役だが、ジョンソンは「75歳のクリント・イーストウッドを想像してください。筋肉が引き締まっている感じ」と語った。イーストウッド本人は今年(2025年)95歳なので、もっとも近いのは『ミリオンダラー・ベイビー』(2004)当時の姿だろうか。現在の姿はインタビューの映像で確かめてほしい。
Dwayne Johnson discusses bulking up for #TheSmashingMachine and slimming down for his next film, “Lizard Music,” in which he plays a 75-year-old man. pic.twitter.com/nvahthnZ5q
— Variety (@Variety) September 30, 2025
『The Smashing Machine』のためにジョンソンは約13キロ(30ポンド)増量し、実写版『モアナと伝説の海』のマウイ役でもその体重を維持したとのこと。これら2作品は2024年の5月から11月にかけて連続で撮影されており、ジョンソンはその後およそ7ヶ月で減量したそうだ。「大変だったけど、いい感じ。いい気分です」と話している。
ジョンソンは、今後自らが具体的に何キロ落とす計画なのかは明かしておらず、「この感じでいきます」とだけ答えている。『Lizard Music』の撮影スケジュールは不明だが、11月には『ジュマンジ3(仮題)』の撮影が始まる予定。もしや、続編では痩せた姿での出演となるのだろうか?
『Lizard Music』は、家族に放っておかれた主人公の少年ヴィクターが、風変わりで気まぐれな老人“チキンマン”と、彼の相棒であるニワトリのクローディアとともに冒険へ旅立つ物語。ジョンソン以外のキャストも明らかになっていない。プロデューサーはサフディ&ジョンソンのほか、『The Smashing Machine』を手がけたデヴィッド・コプランが務める。
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Source: Variety