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「ホークアイ」スピンオフ「エコー」やはり2023年内に配信か ─ 延期報道直後、主演俳優が謎の投稿

ホークアイ
(C)2021 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)「ホークアイ」(2021)のスピンオフドラマ「エコー(原題)」は、やはり2023年のうちに配信される? 主演のアラクア・コックスによるTwitterの意味深な投稿がにわかに話題を呼んでいる。

本作はMCUのフェーズ5に属し、「ホークアイ」で初登場したエコー/マヤ・ロペスのオリジン・ストーリーを描く一作。当初は2023年夏の配信予定と告知されていたが、現時点で配信日のアナウンスはなされていない。マーベル・スタジオがMCU作品の発表ペースを落とす意向を示したのちには、配信が2024年以降に延期される可能性が報じられていたのだ。

そんな中、コックスが投稿した謎のメッセージは「早く10月が来ないかな、今すぐ来てほしいな」というもの。これより以前に関連する投稿は確認できないほか、ファンが「『エコー』が10月に配信されるということですか?」と尋ねると、コックスは“お口にチャック”の絵文字を2つ並べただけで反応している。

むろん、この投稿が「エコー」の配信スケジュールに関連するという確証はなく、現時点ではすべて推測の域を出るものではない。「アイアンハート(原題)」「アガサ:カヴン・オブ・カオス(原題)」も2024年以降の配信になる可能性があるといわれており、配信作品のリリース予定はほとんどが未定のままだ。ほぼ確実に年内配信とされる「シークレット・インベージョン」と「ロキ」シーズン2に関しても、いまだ配信日は正式に決まっていない。

しかし、もしもコックスが「エコー」の配信スケジュールを知らされており、それが10月なのだとしたら、おそらくマーベル・スタジオはフェーズ5のスケジュールを概ね確定していることになるだろう。春が近づく中、そろそろ次なる情報の到着が期待される。

「エコー」にはアラクア・コックスのほか、デアデビル/マット・マードック役のチャーリー・コックス、キングピン/ウィルソン・フィスク役のヴィンセント・ドノフリオが登場。「ホークアイ」からマヤの父・ウィリアム役のザーン・マクラーノンも復帰するほか、新たに『刑事カーディナル 過去からの報せ』(2019)のデヴァリー・ジェイコブス、『ウインド・リバー』(2017)のグレアム・グリーン、『トワイライト』シリーズのチャスク・スペンサー、『ホールド・ザ・ダーク そこにある闇』(2018)のタントゥー・カーディナルら出演する。

脚本・製作総指揮は「ベター・コール・ソウル」(2015‐2022)のマリオン・デイア。監督は『ディードラ&レイニーの列車強盗』(2017)のシドニー・フリーランド、「SUPERNATURAL スーパーナチュラル」(2005‐2019)のカトリオナ・マッケンジーが務める。

ドラマシリーズ「エコー(原題)」はディズニープラスにて独占配信予定。

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。