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マーベル「エコー」新ティザーがNetflix「デアデビル」映像を使用、つまり物語は継続か?

エコー
© 2023 MARVEL.

やはり、Netflix版の物語は生かされていた?マーベル・スタジオによるディズニープラス配信ドラマ「エコー」に、かつてNetflixで配信されていたドラマ「デアデビル」の本編映像がダイジェスト的に使用されている点に注目しよう。

盲目の戦士デアデビルことマシュー・“マット”・マードックと、裏社会の首領キングピン/ウィルソン・フィスクは、Netflix版ドラマ「デアデビル」にて血で血を洗う戦いを繰り広げた。このドラマは一応マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に属する物語なのだが、製作はマーベル・スタジオとは別のマーベル・テレビジョン(現在は吸収解体)とABCスタジオによるもの。キャラクターの権利がマーベル・スタジオに移った後、ドラマで描かれた長い物語がどのような扱いになるのかは釈然としていなかった。

デアデビルとキングピンは、その後「シー・ハルク:ザ・アトーニー」や「ホークアイ」に移籍登場したが、Netflix版でのハードな描写は鳴りを顰めていたことが一部のファンを落胆させた。2025年には単独ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」も決定しているが、これがNetflix版からの続編的内容になるのか、あるいはリブート的な位置付けになるのかは、明確な答えが得られていなかったのだ。

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ところがマーベル・スタジオが投稿した「エコー」の新たなティザー映像では、キングピンとデアデビルのこれまでを振り返るものとして、Netflix版の本編映像が使用されている。つまり、キングピンとデアデビルは紛れもなくNetflix版と同一人物なのであり、物語も継承されるということだろうか。

すると「エコー」はある意味、「デアデビル」シーズン3.5、「ボーン・アゲイン」はシーズン4のような楽しみ方ができるのかもしれない。

ちなみに「エコー」は、他の作品を観ていなくても誰もが楽しめる構成になっているというので、わざわざ過去の「デアデビル」ドラマを履修する必要はない。そのことに関わらず、「デアデビル」は質の高いハードなヒーロー・クライム・ドラマに仕上がっているので、「エコー」準備に関わらずおすすめだ。ディズニープラスで全3シーズンが配信中。ドラマ「エコー」は2024年1月10日より配信だ。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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