『ファンタビ』エディ・レッドメイン、マンティコアダンスのためにジムに通っていた ─ 偶然ロバート・パティンソンと鉢合わせる

映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』では、シリーズ第1作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)で話題となったあるモノが形を変えて帰ってきた。主人公の魔法動物学者、ニュート・スキャマンダーによる動物とのダンスだ。
米国での公開を目前に控える中、ニュート役を演じるエディ・レッドメインは、ジミー・ファロンが司会を務めるトーク番組に出演。エディは、劇中の和やかシーンとして印象的であった小さな魔法動物マンティコアとのダンスについて振り返り、とある裏話を明かしている。
この記事には、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』のネタバレが含まれています。
本編中盤、ニュートはドイツ魔法省によって連行された兄のテセウス(カラム・ターナー)を救出すべく、収容先の刑務所として使われていた場所に向かう。そこでは、テセウスはじめ“囚人”が逆さ吊りにされており、巨大なマンティコアが番人を務めていた。
ニュートは道すがら、巨大マンティコアの赤ちゃん軍団に出くわし、ピンチに。そこでニュートがとっさに取った行動が、股を大きく開き、両手を鯱(しゃちほこ)張らせながら頭の上で構え、仲間としてカモフラージュすることだった。その後、ニュートとテセウスはこの態勢のまま腰を左右に動かし、刑務所を脱しようとする。

トーク番組で、エディはマンティコアダンスを修得するために、ジム通いをしたことを明かしている。エディによれば、そのジムは撮影所の英パインウッド・スタジオの近くにあり、『アクアマン』シリーズで知られるジェイソン・モモアが通っていることで知られていたという。『ファンタビ』では魔法のおかげで肉体改造は求められなかったが故に、ジムに行ったエディは肩身が狭く感じたのか、「端の方で控えめにやってました」と当時を振り返っている。
その後、番組ではエディがマンティコアダンスを司会のジミーに伝授。実は2016年、エディは第1作で披露したエルンペントとの求愛ダンスをジミーに伝授しており、今回は2度目のレクチャーだった。エディも、なかなか独特なダンスに「彼ら(製作陣)は毎回僕に恥をかかせようとしているんです」と本音を漏らしながらも、「でも脚本を読んでいるとこうも思うんです。“ひどいけど、最高じゃん。ジミーに教えられるんだから”って」と語り、楽しそうだ。
こうしてレクチャーが始まり、2人がマンティコアダンスの構えをするとスタジオは大盛り上がり。次に腰を左右に振る段階に進むと、エディは「このために僕はジムに通ったんです」と一言。つまりエディは鏡の前で1人、マンティコアのポースを取りながら腰をゆらゆらさせていたのだ。
なおエディによれば、マンティコアダンスの為にジム通いをしていたある日、私生活から仲が良いロバート・パティンソンに出くわしたという。同じ時期、パティンソンは『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)の撮影に参加しており、トレーニングをしに来ていたのだとか。パティンソンがエディのトレーニング風景を目撃したのかは分からないが、どっちみち声はかけにくかっただろう。
『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は公開中。