『アベンジャーズ/エンドゲーム』米国で新たな記録樹立、デジタル配信でも旋風起こす ─ 大手配信サービスでの予約数が史上最高に

全世界興行収入の歴代新記録を樹立した『アベンジャーズ/エンドゲーム』が、米国にて新たな記録を打ち立てた。米Deadlineによると、米国の大手動画配信サービスFandangoNOWにて、配信開始に先がけての予約数がサービス開始以来最高の数字を記録したという。
FandangoNOWは、米国の映画チケットサイトFandangoが2016年に開始したもので、多くの大手スタジオ作品のデジタル配信権を有する、業界最大手サービスのひとつ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は米国で2019年7月30日(現地時間)にデジタル配信が開始されるが、すでにサービス始まって以来の盛り上がりを示しているというわけだ。ブルーレイのリリースに先がけて、いち早く『エンドゲーム』をもう一度観たいという熱心なファンの多さがうかがえる。
特筆すべきは、予約者の42%が4K版を希望していること。ある映画への予約について、4K版の予約が占める割合もサービス開始以来最高級だという。Fandangoのエリック・デイヴィス氏は、『エンドゲーム』をできるかぎり優れた仕様で所有したいファンが多いことに触れながら、「自宅で作品を繰り返し楽しみ、見逃していたポイントをすべて確かめることができます。エモーショナルな体験と贅沢なビジュアル、そこに新たな映像特典が加わって、ホーム・エンターテイメントにおける今年最高のイベントになることをお約束します」とコメントした。
なお、FandangoNOWの調査によれば、自宅での『エンドゲーム』の視聴を計画している1,000人以上のファンのうち、実に97%が他のマーベル映画を自宅に所有しているとのこと。89%が友人や家族、あるいは特定の誰かと『エンドゲーム』を観る計画を立てており、88%が本作を「傑作」と評価、86%が映画館で本作を鑑賞済みだという。未見ながら「傑作」と評価した層が2%いる…?
ともあれ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の勢いはデジタル配信の開始後、さらにはブルーレイ&DVDのリリース後も続くことになりそうだ。マーベル・シネマティック・ユニバース史上最大のお祭り、できるだけ盛り上げて、来たる「フェイズ4」に備えよう。
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』MovieNEXは2019年9月4日(水)発売。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-endgame.html
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Source: Deadline