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『アベンジャーズ/エンドゲーム』MTVアワードでベスト・ムービー賞に輝く ─ アイアンマンがベスト・ヒーロー、サノスがベスト・ヴィランに選出

アベンジャーズ/エンドゲーム

マーベル・シネマティック・ユニバース究極の集大成『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)が、2019年6月17日(米国時間)に開催された「The MTV Movie & TV Awards」にてベスト・ムービー賞に輝いた

ベスト・ムービー賞にノミネートされたのは、スパイク・リー監督作品『ブラック・クランズマン』(2018)、ヒーロー映画史上最高傑作とまでいわれた『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)、Netflix発の超高評価ロマンティック・コメディ『好きだった君へのラブレター』(2018)、そして『ゲット・アウト』(2017)ジョーダン・ピール監督の最新作『アス』(2019年9月6日公開)。長く語られるであろう名作が並ぶ中、見事にベスト・ムービー賞に選出されたのである。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』からは、ロバート・ダウニー・Jr.演じるトニー・スターク/アイアンマンがベスト・ヒーロー賞、ジョシュ・ブローリン演じるサノスがベスト・ヴィラン賞を受賞。過去11年間にわたるマーベル・シネマティック・ユニバースへの、いわば功労賞とも考えられる達成といえそうだ。

また、ベスト・ファイト賞に選出されたのは、『キャプテン・マーベル』(2019)のキャプテン・マーベル対ミン・エルヴァ戦。『アベンジャーズ/エンドゲーム』のキャプテン・アメリカ対サノスも候補となったが、こちらは栄冠を“MCU最強のヒーロー”に譲った形だ。なお「The MTV Movie & TV Awards」においては、昨年(2018年)、『ブラックパンサー』(2018)がベスト・ムービー賞、最優秀演技賞(映画部門、チャドウィック・ボーズマン)、ベスト・ヒーロー賞(ブラックパンサー)、ベスト・ヴィラン賞(エリック・キルモンガー)の4部門を獲得していた。

2019年の「The MTV Movie & TV Awards」では、優れたテレビドラマが対象となる「ベスト・ショー賞」を、ついにシリーズ完結を迎えた「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)が受賞。最優秀演技賞は、映画部門では『アリー /スター誕生』(2018)レディー・ガガ、テレビ部門では「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」(2017-)エリザベス・モスに贈られている。ベスト・ドキュメンタリー賞は、R&BシンガーであるR・ケリーの性的暴行疑惑を告発した「Surviving R. Kelly(原題)」が選ばれた。同作は社会性・作品性の両面で非常に大きな注目を集めた一本だけに、日本での早期配信・放送に期待したい(米国放送は2019年1月)。

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Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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