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【ネタバレ】『アベンジャーズ/エンドゲーム』最大の鍵、◯◯◯◯◯◯◯徹底解説 ─ ◯◯◯の疑問、これで解消

アベンジャーズ/エンドゲーム
©Walt Disney Studios / Supplied by LMK / 写真:ゼータ イメージ

ヒーローたちのタイムトラベル、その余波

量子世界を通って、ヒーローたちは6つのインフィニティ・ストーンを過去から回収する作戦に打って出る。アイアンマンとキャプテン・アメリカ、ハルク、アントマンは『アベンジャーズ』(2012)で描かれた2012年のニューヨークへ。ソーとロケットは『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)に登場した2013年のアスガルドへ。ウォーマシンとネビュラは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)冒頭シーン、2014年のモラグへ。ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウとクリント・バートン/ホークアイは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に登場したヴォーミアへ。

結果的に言えば、彼らの作戦は紆余曲折を経ながらも(一応は)成功している。アイアンマンとアントマンの作戦が失敗し、ロキが四次元キューブ/スペース・ストーンを持ち去ってしまうという大事故は発生したものの、アイアンマンとキャプテン・アメリカは『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)ののち、S.H.I.E.L.D.に保管されていたスペース・ストーンを1970年代から持ち帰っている。ブラック・ウィドウの死は非常に痛ましいが、彼女自身が望んだ、ストーンを回収するという任務は果たされたのだ。

ソー、ムジョルニア持ち帰り問題

本記事の「タイムトラベル解説」という主旨に関連して、言及しておくべきは、アスガルドからソーがムジョルニアを持って帰ってきてしまった問題であろう。エーテル/リアリティ・ストーンはサノスとの戦いが終わったのちにアスガルドへ戻されたとみられるが、ムジョルニアはその後どうなったのか? ソーがムジョルニアを持ち去ったことで“新しい未来”が生まれたとみられるが、そちらのソーはダーク・エルフの攻撃を無事に防げたのだろうか。

アベンジャーズ/エンドゲーム
©Walt Disney Studios / Supplied by LMK / 写真:ゼータ イメージ

この件については、米New York Timesにて脚本家のクリストファー・マルクス&スティーブン・マクフィーリーが語っている。二人は「もう一人のソーが負けちゃうってことですか?」「ダークエルフに殺されちゃうってこと?」と口を揃えるが、このように言葉を重ねている。

マクフィーリー「野球のミットがなくなっても、それで子どもの人生がダメになるわけじゃないだろうと考えているんです。ムジョルニアがなくなっても、あの映画はあの通りになったでしょう。人の運命は動かしがたいものですから。」

マルクス「いろんな“もしも”がありますよね。ダークエルフがやってきて、エーテルを手に入れようとするわけですが、(ソーとロケットに持ち去られた後)もうアスガルドにエーテルはないわけで。」

マクフィーリー「みんなで仲良く楽園を作ったりしてね。」

マルクス「みんな結婚しちゃったりして(笑)。」

ロキ、スペース・ストーン持ち去り問題

もうひとつ気になるのは、2012年にロキが持ち去ったスペース・ストーンの“その後”である。おそらくキャプテン・アメリカは1970年代のS.H.I.E.L.D.にスペース・ストーンを戻したはずだが、いずれにせよ、2012年を最後にスペース・ストーンの行方はわからなくなり、我々の知る世界とは異なる“新しい未来”が誕生してしまっているのだ。とはいえ、エンシェント・ワンが危惧したように宇宙からストーンそのものが失われたわけではないので、大きな問題ではないとも言えるだろう。

ともかく押さえておきたいのは、すでにマーベル・スタジオがロキを主人公とするドラマシリーズ「ロキ(邦題未定、原題:Loki)」の製作を発表していることだ。報道によれば、この作品は「トリックスターであり、容姿を自在に変化させる能力を持つロキが、人類史のあちこちに登場しては歴史上の出来事に思わぬ影響を与えていく」ストーリーなのだそう。ということは……?

ドラマ「ロキ」製作発表記事はこちら

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。劇場用プログラムや各種媒体への寄稿なども喜んで承りますので、お気軽にお尋ねください。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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