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『アベンジャーズ/エンドゲーム』は事前の予測不可能 ─ ロバート・ダウニー・Jr.「絶対に誰にも当てられない、約束する」

アベンジャーズ/エンドゲーム
MARVEL/PLANET PHOTOS 写真:ゼータイメージ

あなたは、初めて『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)を鑑賞した直後、劇場から退場する時の足取りを覚えているだろうか。とても受け止めきれない衝撃、今後間違いなくあと数回は観直すだろうけども、何度観ても受け止めきれないことが予想できるほど…。この物語の続きを観られるのは1年後、なんと長い1年が始まるものかと、よろめき歩いた方も多いだろう。

その”1年後”が、我々のもとにいよいよやってきた。『アベンジャーズ/エンドゲーム』が、2019年4月26日より公開となる。

『インフィニティ・ウォー』で驚愕の結末を迎えてから、ファンはアベンジャーズの物語の行方に思いを巡らせた。わずかに漏れ聞こえてくる情報から、たとえば過去に戻るのではないかとか、量子世界がカギになるのではないかと、様々な考察が飛び出したものだ。果たしてアベンジャーズはどうやってサノスを倒せばよいのか。ヒーローと全人類の希望を取り戻すことはできるのか。

予測不能の最終決戦へ

ここに来て、米Marvel Studiosはさらなる期待高まるスポット映像を公開した。ロバート・ダウニー・Jr.ら出演キャストらが、『エンドゲーム』への期待と自信を語っているものだ。どうやら本編は、あらゆる予想を上回るものになっている模様…。

アイアンマン/トニー・スターク役のロバート・ダウニー・Jr.が「『インフィニティ・ウォー』はぶっ飛んでいた。でも、今回こそが最高級だ」といきなり期待感を煽ると、ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ役のスカーレット・ヨハンソンは「これはアベンジャーズ史上最大の危機」と神妙に語る。

キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースとしてリーダー的な役割を果たしたクリス・エヴァンスは、「毎回、”マーベルはこれで全てを出し尽くした”と思うだろうけど、最高のものを今作のためにまだ取っておいていたんです」と自信。やはり、『インフィニティ・ウォー』以上のものが待っているらしい。

アベンジャーズに新たに加わる”切り札”キャプテン・マーベル/キャロル・ダンバース役のブリー・ラーソンは、合流早々ながら「花火の終わり、グランド・フィナーレです」とシリーズの区切りを示唆。ホークアイ/クリント・バートン役のジェレミー・レナーは「狂ったようなストーリーテリング。何が起こるか分からない」と不敵に笑うが、我々はまず予告編映像で何故ホークアイの姿が東京の繁華街でとらえられていたかも分からない…。

そして極めつけはロバート・ダウニー・Jr.の発言だ。「約束しよう。展開を予測できる者は、絶ッ対に誰もいないでしょう。」…ダウニーは、”絶ッ対に”の語気をひときわ強めて、『エンドゲーム』が「事前考察不可能」であることをここに堂々と宣言したのだ。

本当に予測不能らしい

これは、単なるプロモーションのための誇張だろうか?どうも、本格的にそういうわけではないらしい。あるインタビューでは、ルッソ兄弟監督がファンによる物語の予想について「たまに(正解に)近しいものもあるけれど、ズバリ正しかったことはありません」と伝えているのだ。「我々のミッションは皆さんを驚かせること。だから、驚愕の展開を選ぶようにしています。『インフィニティ・ウォー』の結末だって、誰も予想できなかったでしょう。

その通り、『インフィニティ・ウォー』だって、ただただ驚かされる他なかった。『エンドゲーム』のタイトル発表時も、意図的に流布されたフェイクの情報に踊らされたものだった。タイトル発表ひとつでこれである。いったい、本編にはどのような驚きが待ち受けているのか。改めて、もう一度ロバート・ダウニー・Jr.による言葉に耳を傾けてみよう。

「約束しよう。展開を予測できる者は、絶ッ対に誰もいないでしょう。」

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は2019年4月26日(金)全国ロードショー。もう諦めて、心を無にして鑑賞に挑む所存です。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-endgame.html

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Source:marvelstudios,Jake Hamilton

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。