THE RIVER編集部「ブレイキング・バッド」続編映画『エルカミーノ』本予告編＆ビジュアルが公開 ─ ドラマの「その後」いよいよ動き出す
ドラマ「ブレイキング・バッド」（2008-2013）の続編映画となる、Netflix TV Event『エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE』が、2019年10月11日（金）より全世界同時配信となる。このたび、アーロン・ポール演じる本作の主人公ジェシー・ピンクマンの“その後”を捉えた本予告編と日本版キービジュアルが公開された。
全世界でメガヒットとなったドラマ「ブレイキング・バッド」は、ガンで余命わずかと宣告された高校の化学教師ウォルター・ホワイト（ブライアン・クランストン）が、家族に財産を残すため、元教え子でドラッグの売人ジェシー・ピンクマン（アーロン・ポール）と組み、麻薬精製に手を出し、裏社会でのし上がっていく姿を描いたクライム・サスペンス。米テレビ界最高の栄誉とされるエミー賞では作品賞（ドラマシリーズ部門）を2年連続受賞し、ブライアン・クランストンは主演男優賞を計4度、ピンクマン役のアーロン・ポールは助演男優賞を3度受賞した。
ドラマシリーズの続編映画となる本作は、シリーズのラストで捕われの身から劇的な脱出を果たしたジェシーが、自身の未来を築くため、過去と向き合っていく物語となる。
新たな物語はジェシーの脱出直後からスタートするとみられ、公開された予告映像は、無精髭をたくわえ、傷だらけのジェシーが、友人の売人スキニー・ピートを訪ねるシーンから始まっている。身なりを整えるも、生まれ変わって生きていくことは難しく、ジェシーは指名手配中の人物として報道されているのだ。映像の終盤では、姿の見えない謎の人物から「準備は？」との問いかけがなされる。この声の主は、かつて“相棒”として働いていた彼なのか……。シリーズの少し幼さが残った姿とは異なり、葛藤しながら逃亡犯として生きていくジェシーの表情は、キービジュアルにもしっかりと捉えられている。
ジェシー役のポールは、「ブレイキング・バッド」を振り返り、「ジェシーはシーズン1で爆発か銃撃戦に巻き込まれて死ぬ予定だったんです」と明かす。「撮影が本格的に始まったら、ヴィンス（・ギリガン、製作総指揮）がウォルターとジェシーの力関係を気に入った。そこで、ジェシーを死なせずに、ウォルターとの相棒関係を保ったままストーリーを続けることになったんですよ」。
「ブレイキング・バッド」の企画・制作総指揮を務め、スピンオフ作品「ベター・コール・ソウル」（2015-）も手がけるヴィンス・ギリガンが本作でも脚本・監督を担当。ちなみにタイトルの「エルカミーノ（El Camino）」とは、スペイン語で「道」を意味する言葉。配信が刻々と迫る今こそ予習には最適、もしも「ブレイキング・バッド」をまだ観ていない人はこの機会に！
Netflix TV Event『エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE』は2019年10月11日（金）独占配信。
