主演離脱の『スパイダーマン』スピンオフ映画『エル・ムエルト』いまも存続中 ─ 企画開発が再開へ

人気ラッパーのバッド・バニーが主演から降板していた『スパイダーマン』新作スピンオフ映画『エル・ムエルト(原題:El Muerto)』の企画が再開されていることがわかった。米Varietyが報じている。
『エル・ムエルト』は、原作コミックに登場するスパイダーマンのライバル、プロレスラーのエル・ムエルト/フアン・カルロスの単独映画。2022年4月にバッド・バニーの起用が発表されていたが、2023年9月に離脱したと伝えられた。
また製作の米ソニー・ピクチャーズは、バニーの離脱判明前に本作の米公開日を取り下げており、一部ではお蔵入りの可能性も伝えられていた。最新の報道では、企画は現在も存続中で、主演不在の状態で開発を進めている段階だという。
実現すれば、マーベル初のラテン系スーパーヒーロー映画となる本企画。監督には『ノー・エスケープ 自由への国境』(2015)のホナス・キュアロン、脚本にはDC映画『ブルービートル』のギャレス・ダネット=アルコセルが就任しているが、企画開発が軌道に乗ればバニーの後任探しも行われることになるだろう。
ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)からは、新作が続々とリリース予定。2024年2月23日にはダコタ・ジョンソン主演『マダム・ウェブ』が公開されるほか、2024年には『ヴェノム3(仮題)』や『クレイヴン・ザ・ハンター』の公開も控えている。
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Source:Variety