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イドリス・エルバ、『マイティ・ソー バトルロイヤル』が楽しすぎて「もっとマーベル映画に出てヒーローになりたい」「前作までは楽しくなかった」

マイティ・ソー バトルロイヤル
©Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

一時は「史上初の黒人ジェームズ・ボンド」候補とも噂され、「世界で最もハンサムな顔」第4位に選ばれるなど、セクシーな男性俳優として知られるイドリス・エルバ。出演最新作となる『マイティ・ソー バトルロイヤル』の日米同時公開が控える中、エンターテインメント・ウィークリーのインタビューに登場したイドリス・エルバは、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)や『バトルロイヤル』タイカ・ワイティティ監督の作り出す世界観にすっかり魅了された様子だ。

イドリス・エルバが『マイティ・ソー』シリーズで演じたのは、ビフレストの番人ヘイムダル。金のアーマーを身に纏い、黄金の瞳でソーたちを静かに見守る姿は迫力があったものの、登場時間はさほど多くはなかった。次なる『バトルロイヤル』では、アスガルドの民を守るためにソーたちと戦いを共にするなど、派手な登場が期待される。

「『マイティ・ソー』での自分の小さな役が好きなんです」と振り返るイドリスは、タイカ・ワイティテイのユニークな仕事ぶりをいかに楽しんだかを語る。

「今作(『マイティ・ソー バトルロイヤル』)は楽しかった。他(『マイティ・ソー』第1〜2作)は楽しくなかった。仕事でした。でも『バトルロイヤル』は、タイカ(・ワイティティ監督)が凄かった。」

タイカ・ワイティティ監督は、撮影現場で多くのアドリブを許し、リラックスした雰囲気の中で演者らのポテンシャルを引き出しており、出演のジェフ・ゴールドブラムからも「特に気に入ったのは監督」と絶賛されるなど、信頼と実力を伴った自由な振る舞いが伝えられている。こうしたタイカ監督の魅力はイドリス・エルバもすっかり魅了したばかりか、イドリス自身が「ピーター・パン・シンドロームみたいなもの」と認める、内に秘めた少年心にも火を付けたようである。

「マーベル・ファミリーにもっと加わりたいです。今の役も好きですが、マーベル・ユニバースでもっと大きなキャラクターになりたい。」

「これまでも良かったけれど、もうちょっと出たほうが良いと思うんです。スーパーヒーローになりたい。いいアイデアだと思うんです。」

イドリス・エルバにして前作と前前作を「楽しくなかった、仕事でした」と色褪せさせるほどに強烈な色彩を放つ『マイティ・ソー バトルロイヤル』、タイカ・ワイティティは一体どんな魔法をかけたのか…。

映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』は2017年11月3日に日米同時公開

Source:http://ew.com/movies/2017/10/06/idris-elba-thor-ragnarok-marvel/

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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