『ダークタワー』イドリス・エルバ、次期ジェームズ・ボンドは「女性でもいいのでは」

『007』シリーズのジェームズ・ボンドの次なる姿への興味は尽きない。現在のシリーズでジェームズ・ボンドを演じるダニエル・クレイグの後継人をめぐって、イドリス・エルバは「女性でもいいのでは」との独自の見解を示した。

日本では2018年1月27日に主演作『ダークタワー』を控える俳優のイドリス・エルバは、かつて「次期ボンド候補」の筆頭としてその名が挙がっていた人物だ。仮にイドリスがボンドを演じるとなると、50年に渡って白人男性が演じてきたボンドの歴史は革新を迎え、初の黒人版ボンド登場というわけである。Varieryのインタビューで次期ボンド像への考えを尋ねられたイドリスは、さらに寛大なアイデアを語ったのだった。


「”黒人ボンド”なのではなく、ボンドのキャラクターそのものに興味を持っているわけですよね。男性だからということでもなくて。女性であってもいいし、黒人女性でもいい、白人女性でもいい。どうあってもみんな観たがるはずですよ。違うことをやってみてもいいじゃないですか。

2006年の『007 カジノ・ロワイヤル』から4作に渡ってジェームズ・ボンド役を演じたイギリス出身のダニエル・クレイグは、2019年11月全米公開予定の最新作をもって契約を満了、次期ボンド役にはかねてより関心が高まっていた。シリーズのプロデューサーであるバーバラ・ブロッコリ氏は2018年1月のインタビューにて「女性版ボンドや黒人版007が実現する可能性はありますか」と尋ねられた際に「(『007』は)時代を象徴するシリーズ。限界に少し挑むよう、いつも心がけています」「どんな事だって起こり得ます」と答えている

 

過去に5代目ボンドのピアーズ・ブロスナンが2015年9月のインタビューで「(次期ボンドは)男性だし、白人になるだろう」「女性のジェームズ・ボンドにはノーですね。男性じゃなくっちゃ。ジェームズ・ボンドは野郎で男です。名前はジェームズ、ジェームズ・ボンドなんですから」と主張していたように、イドリスの”女性ボンド”を許す考えは、少し大胆とも言えそうだ。新たな時代に向けた可能性の追求と、イアン・フレミングによる1953年の原作小説が生み出した本来像との狭間で、次期ボンドのキャスティングはまだまだ議論を起こしそうである。

ダークタワー

『ダークタワー』より

イドリス・エルバ主演最新作『ダークタワー』は、2018年1月28日(土)ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント配給にて公開。ちなみに、ボンドと同じくイギリス秘密情報部MI6所属の女性スパイの活躍を描く映画には、シャーリーズ・セロン主演の『アトミック・ブロンド』(2017)がある。

Source:http://variety.com/2018/film/news/idris-elba-female-james-bond-1202672651/

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THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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