DCドラマのクロスオーバー「エルスワールド」、アローとフラッシュが入れ替わる? ポスター公開、スーパーマンは黒スーツで登場へ

DCコミックス原作ドラマ「ARROW/アロー」(2013-)、「THE FLASH/フラッシュ」(2014-)、「SUPERGIRL/スーパーガール」(2015-)、「レジェンド・オブ・トゥモロー」(2016-)は、それぞれ「アローバース」と呼ばれる世界観を共有する作品群だ。2018年12月9~11日(現地時間)、これらの作品群がクロスオーバーするイベント・シリーズの第3弾「エルスワールド(邦題未定、原題:Elseworlds)」が3夜連続で米国にて放送される。
このたび、「ARROW/アロー」で主演を務めるスティーヴン・アメルが本シリーズのポスターを公開。「SUPERGIRL/スーパーガール」でおなじみスーパーマン役のタイラー・ホークリンが黒いスーツを身にまとったメイキング写真も投稿されている。
「エルスワールド」で何が起こるのか
My name is Barry Allen and I am the fastest man alive. pic.twitter.com/TibqsR7mT8
— Stephen Amell (@StephenAmell) 2018年10月16日
「運命は書き換えられる(DESTINY WILL BE REWRITTEN)」とのキャッチコピーとともにポスターに登場したのは、アロー役のアメルがフラッシュのスーツに身を包み、「THE FLASH/フラッシュ」の主人公バリー・アレン/フラッシュ役を演じるグラント・ガスティンがアローのスーツを着ている姿だ。もしかして私たち…入れ替わってる…?
また本作のポイントは、実写作品に初めてバットウーマンが登場するほか、スーパーマンの恋人ロイス・レインが「アローバース」への初登場を飾り、ついにスーパーマン&ロイス・レインの共演が実現することだ。しかも「エルスワールド」で、なんとスーパーマンは黒いスーツで登場するのである。
— Stephen Amell (@StephenAmell) 2018年10月15日
「エルスワールド」とは、DCコミックスにおける「もしも」を描く番外編的読み切りシリーズとして存在しているもの。アローとフラッシュの“入れ替わり”も含めて、今回のクロスオーバーでどんな物語が展開するのかは明かされていないが、スーパーマンの黒いスーツ姿を見れば、あるコミックの有名エピソードを思い起こさずにはいられないだろう。1992~1993年に展開された「デス・オブ・スーパーマン」で、ドゥームズデイに殺されたのち、再び甦ったスーパーマンは黒と白のスーツを着用していたのである。
ちなみに「アローバース」とは世界観を共有していないものの、映画『ジャスティス・リーグ』(2017)でも、ヘンリー・カヴィル演じるスーパーマンが黒いスーツをまとって登場する計画が存在した。ヘンリーは実際に黒いスーツを着て撮影に参加したが、残念ながら該当の場面は本編からカットされている。
「アローバース」各シリーズのクロスオーバー・イベント「エルスワールド(邦題未定、原題:Elseworlds)は2018年12月9日~11日に米国で放送予定。なお今回は「レジェンド・オブ・トゥモロー」は参加していない。
Source: Stephen Amell