「エミリー、パリへ行く」シーズン2製作決定 ─ シルヴィーがエミリーのパリ残留を手紙で希望

『あと1センチの恋』(2014)などで知られるリリー・コリンズ主演、Netflixオリジナルシリーズ「エミリー、パリへ行く」(2020-)シーズン2の製作が、シーズン1の配信開始から僅か2ヶ月足らずで正式決定したようだ。
Emily in Paris will return for Season 2! pic.twitter.com/QDOzpzjliz
— Netflix (@netflix) November 11, 2020
「エミリー、パリへ行く」の主人公は、アメリカ・シカゴでマーケティングの仕事に就いていた20代のエミリー・クーパー。突然、彼女の会社が買収されたことを受けて、思いがけずにフランス・パリで働くことになる。念願の仕事に就くことになり、気合の入るあまり由緒ある現地企業に今までの常識を持ち込んでしまい、職場に摩擦を生むことになってしまう。異なる価値観や文化の壁にぶつかりながらも、エミリーは仕事や恋を謳歌していく……。
この度、Netflixはシーズン2の発表に際して、エミリーのパリでの勤務先「サヴォワール」の上司であるシルヴィー・グラトーから、シカゴでの上司であるマデリン・ウィーラーに手紙を送るという小粋な方法を用いた。シリヴィー・グラトー役を演じるフィリッピーヌ・ルロワ・ボーリューが、実際の手紙を投稿している。
「大変申し訳ありません。エミリー・クーパーには、パリに引き続き残って貰わなければならないという報告になります。自意識過剰な態度で、高級ブランドのマーケティングに於ける経験不足というのはありますが、それでも彼女が『サヴォワール』に勤務するようになってから短い期間で、手強い顧客達を虜にしました。幸運というべきなのか、アメリカ人の創造力の豊かさというべきなのか。私は前者であると考えていますが、彼女の成果は本当に期待を上回るものでした。
彼女のパリでの勤務を延長する事で、我々と築き上げてきた関係を更に深め、彼女にはこの国の文化を深く理解し、基本的なフランス語の単語も少しは覚えて貰えると信じています。
そこで協力して、彼女の労働許可証の申請を行い、彼女の滞在期間を延長したいと考えています。
我々は、エミリーがパリに居てくれることを非常に嬉しく思っています!
ただし、彼女には知らせないように宜しくお願い致します。
心を込めて、
シルヴィー・グラトー」
Netflixオリジナルシリーズ「エミリー、パリへ行く」シーズン1は独占配信中。
Source: Deadline , Netflix , Philippine Leroy-Beaulieu