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エマ・ワトソン『ハリー・ポッター』後の出演作まとめ ─ 感動ドラマからスリラーまでオススメ7作

エマ・ワトソン
Photo: UN Photo/Mark Garten https://www.flickr.com/photos/unwomen/16348874625/

ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー・グレンジャー役で一躍名を馳せた子役出身の女優エマ・ワトソン。同役を終えてから現在までの約10年間で、数多くの話題作に出演してきた。

11歳の時に映画デビューを飾ったワトソンも現在は30歳。歳を重ねるごとに演じる役の幅も増していきながら、多くの注目作で活躍を見せている。ディズニー実写映画『美女と野獣』(2017)の他にも、『ファンタスティック・ビースト』シリーズで主演を務めるエディ・レッドメインとの共演作の他、ソフィア・コッポラやダーレン・アラノフスキー、そして新時代を切り開くグレタ・ガーウィグなど、錚々たる監督の作品に数多く出演しているのだ。

本記事では、そんなワトソンが『ハリー・ポッター』後に歩んだ活動の軌跡を、ピックアップした7つの出演作で振り返っていきたい。

『マリリン 7日間の恋』(2011)

『ハリー・ポッター』シリーズ卒業後初の出演作。実はワトソン、本作にて『ハリー・ポッター』のスピンオフ映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズで主人公ニュート・スキャマンダー役を演じることになるエディ・レッドメインと共演を果たしている。ハーマイオニーとニュート、夢の共演作というわけだ。

本作は、永遠の映画スター、マリリン・モンローが主演を務めたロマンスコメディ映画『王子と踊子』(1957)の製作の舞台裏を描いた作品。ワトソンは、マリリンに崇拝の眼差しを向ける青年コリン(レッドメイン)に恋をする衣装アシスタントのルーシーを演じた。

『ハリー・ポッター』で長い間ティーン・エイジャーを演じてきたワトソンだが、本作ではその印象をガラリと変えるほど、大人の魅力を放ったキャラクターを好演している。劇中で披露されるレッドメインとの軽やかなダンス・シーンは見どころの1つだ。

上述のキャストほか、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(2002)や『マイティ・ソー』(2011)出演のケネス・ブラナーや『007』シリーズのM役などで知られるジュディ・デンチ、『マンマ・ミーア!』シリーズのドミニク・クーパーなど、豪華な面々が集結した。メガホンを取ったのは、『ダロウェイ夫人』(1997)プロデューサーのサイモン・カーティス。本作が劇場長編映画デビューとなった。

『ウォールフラワー』(2012)

悩みや問題をそれぞれ内に秘めた高校生3人が織りなす青春映画。『ハリー・ポッター』で圧倒的な知名度を誇っていたワトソンと共演したのは、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』(2010)のローガン・ラーマン、『少年は残酷な弓を射る』(2011)エズラ・ミラー。当時注目の若手俳優3人が集結した注目の1作だ。

ミラーは『ファンタスティック・ビースト』シリーズでクリーデンス役を演じているから、こちらもハリー・ポッター作品出演者同士の共演ということになる。

主人公は、友人の自殺により孤独と不安を抱えながら高校生活を迎えることになった16歳の少年チャーリー(ラーマン)。同性愛者の少年パトリック(ミラー)やパトリックの義理の妹サム(ワトソン)との出会いを通じて、他人に心を開き、前に進み始めようとする姿が描かれた。ワトソンが演じたサムは、チャーリーから想いを寄せられる役どころ。本作でのワトソンは、それまでのロングヘアーからイメージを一新するショート・ヘアーが印象的だ。

魔法の世界に生きたハーマイオニーとは違い、ワトソン演じるサムは普通の街で普通に暮らす普通の高校生。無邪気にダンスしたり、パーティーで友だちと楽しく話したりするワトソンの姿は、ある意味新鮮に感じられるかもしれない。

ちなみに本作の撮影中、ワトソンは主演のラーマンと期間限定で音楽バンド「Octopus Jam」を組んでいたという。ワトソンは、「(撮影中の)夜は、座って一緒に楽器を演奏していて、すごく楽しかったです」と英Vogueに語った。

2020年4月には、ラーマンが本作でのワトソンやミラーとの思い出を自身のInstagramにて回顧している。

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原作・脚本・監督は、『ワンダー 君は太陽』(2017)監督や実写映画版『アラジン』(2019)脚本などで知られることになるスティーブン・チョボスキー。共演者には、『トリプルX:再起動』(2017)のニーナ・ドブレフ、『アントマン』シリーズのポール・ラッドらが名を連ねた。

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THE RIVER編集部
THE RIVER編集部THE RIVER

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