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チャドウィック・ボーズマン「ホワット・イフ…?」でエミー賞候補入り果たす ─「ムーンナイト」「ロキ」「ホークアイ」もノミネート

Chadwick Boseman チャドウィック・ボーズマン
Adriana M. Barraza/WENN.com 写真:ゼータイメージ

2020年8月に逝去した俳優のチャドウィック・ボーズマンマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のアニメシリーズ「ホワット・イフ…?」(2021-)にてティ・チャラ/スターロードのボイスアクターとしてキャスティングされていたチャドウィックが、第74回プライムタイム・エミー賞に候補入りを果たした。

 ホワット・イフ…?
(C)2021 Marvel

Disney+にて配信中の「ホワット・イフ…?」では、MCUの映画作品内で実際に起こった出来事を基に、“もしもあの時、マーベル・ヒーローたちに別の運命が待っていたとしたら…?”というもうひとつの物語が描かれる。チャドウィックがティ・チャラの声に命を吹き込んだ回は、第2話「もしも…ティ・チャラがスター・ロードになったら?」。ラヴェジャーズがピーター・クイルではなくティ・チャラをさらったことから、MCUとは異なる方向に物語が分岐するという内容だ。本作での収録は、チャドウィックが逝去する数ヶ月ほど前に行われていたという

このたびチャドウィックがノミネートした部門は、ボイスオーバー・パフォーマンス賞。名前の通り、アニメやドラマシリーズ作品などにおいて卓越した声を当てた人物に与えられる賞だ。同部門には、「ホワット・イフ…?」からジェフリー・ライトがウォッチャー役、「ムーンナイト」(2022)からはF・マーリー・エイブラハムがコンス役としても候補入り。なお、「ホワット・イフ…?」はアニメーション番組賞にも候補として選出されている。

ムーンナイト
(C) 2022 Marvel
マーベル ドラマ「ロキ」
(C)2021 Marvel
「ホークアイ」
(C) 2021 Marvel

ちなみに、MCUシリーズでノミネートしている作品は他にもある。ドラマシリーズからは、「ムーンナイト」がボイスオーバー・パフォーマンス賞・撮影賞・音響編集賞・衣装賞ほか8部門、「ロキ」(2021)がプロダクションデザイン賞・撮影賞・音響編集賞ほか6部門、そして「ホークアイ」(2021)がスタントコーディネーション・スタントパフォーマンスの2部門に候補入りしており、「ホワット・イフ…?」の3部門を合わせると、19部門ノミネートとなる。

果たして、MCU作品はいくつの賞を獲得することになるのだろうか。その気になる行方は、2022年9月12日(現地時間)開催の授賞式にて発表される。

※記事内に一部誤りがございました。お詫びして訂正いたします。

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Source: Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。