『アベンジャーズ/エンドゲーム』は「最高の決着を迎える」 ─ クリス・プラット&タイカ・ワイティティ「期待以上の内容」と予告

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)11年間の集大成となる映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、製作を担当するマーベル・スタジオによる秘密主義の集大成でもある。公開された予告編とスポット映像は、作品の内容をほぼ一切予想できない仕上がり。本編で何が飛び出すのかは、どうやら関係者にもわかっていないようだ。
このたび『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)の監督であり、同作でコーグ役を演じたタイカ・ワイティティが米USA Todayに登場。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長から信頼されているタイカ監督ですら、『エンドゲーム』の中身については何も知らされていないことを明らかにした。
「(マーベル側からは)何も聞き出せてないですね。まだ僕は映画を観ていないし、どうなるのかも知らないんです。手の内をまったく教えてもらえなくて。」

そういえば『インフィニティ・ウォー』の出来事を経て、タイカ監督演じるコーグはどうなったのだろう。『エンドゲーム』の撮影に、タイカ監督はまったく参加していないのか? 「何も聞き出せていない」とのコメントとは裏腹に、どうもタイカ監督は“何かを知っていそう”なのである。
「僕が聞いた話では、すべてが最高の決着を迎えるって。10年間ずっと観てきたファンのみなさんは報われると思いますよ。キャラクターやストーリーなどを知っていれば知っているほど、満足できる映画になっていますから。」

クリス・プラット「期待したものが全部観られる」
タイカ監督の発言と響き合っているのが、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』スター・ロード役のクリス・プラットによるコメントだ。もはや“誰が出てくるのかすらわからない”状況の『エンドゲーム』において、クリスはタイカ監督と同じく、本編に登場するかどうかが判然としない人物のひとり。
最新作『レゴ(R) ムービー2』(2019年3月29日公開)のプロモーションでテレビ番組「Good Morning America」に出演したクリスは、司会者から「スター・ロードについて何か言えることは?」との質問を受けている。
「その…言えることはたくさんありますよ、たくさんあるんです。僕はね、インターネットが大騒ぎになるような情報の保管庫ですから。でも僕に言えるのは、公開されたら世界中のみんなが観に行くってことだけ。もしチケットが残ってたら買っておくべきですよ。前作(『インフィニティ・ウォー』)で期待したものが全部観られる…いや、それ以上のものがやってきます。」
見事にファンの期待を煽ってくれたクリスに盲点があったとすれば、「『レゴ(R)ムービー』もそれと同じで…」と言いかけたところ、観客の喝采によって言葉を遮られてしまったことだけであろう。
#AvengersEndGame SCOOP FROM STAR-LORD HIMSELF:
“I am a vault of information that would break the internet…everything it promises in the previous movie, it delivers on and so much more.” @prattprattpratt https://t.co/LUKfafEEKb
okayyy…it was a half scoop but we are SO READY! pic.twitter.com/8hojftq1qa
— Good Morning America (@GMA) 2019年2月5日
ところで完全なる余談だが、タイカ監督は『エンドゲーム』でキャプテン・アメリカがヒゲを剃ってしまうことを残念がっている様子。キャップのヒゲがない以上、タイカ監督にとっては「期待したものすべてが全部観られる」わけではないということか…?
「あのアゴヒゲ、大好きだったんですけどね。ヒゲが先に行ってしまって、僕は悲しいですよ。すごくいいヒゲ、ツヤのあるヒゲだったのに。」
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は2019年4月26日(金)全国ロードショー。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-endgame.html