『スター・ウォーズ エピソード9』降板のコリン・トレボロウ監督、騒動に初言及 ― 「多くをお話ししたくない」

スター・ウォーズ」新3部作の完結編、映画『スター・ウォーズ エピソード9(仮題)』を2017年9月に降板したコリン・トレボロウ監督が、公の取材で一連の騒動に初めて言及した。

トレボロウの降板発表時、ルーカスフィルムは「プロジェクトに対するビジョンが異なる」との声明を発表。脚本について意思の相違があったとされており、最近の報道では、キャスリーン・ケネディ社長がトレボロウの脚本に不満を抱いていた、書き直しを認めなかったとの情報が伝えられていた。トレボロウの自分主義、ルーカスフィルムの支配主義が相容れなかったとする説もある

穏やかでない噂ばかりが飛び交った『エピソード9』の監督降板劇だが、このたび英Empire誌にて当事者たるトレボロウが述べた言葉は、それらとは対照的にいたって穏やかなものだった。

「あまり多くをお話ししたくないんです。ファンのみなさんの、(スター・ウォーズの)映画に対する見方に影響を与えたくなくて。子供の頃、これらの映画(スター・ウォーズ)は遥か彼方からやってくるものでした。贈り物だったんです。どうやって作られているかを語れば語るほど、ただの映画であるということが明らかになってしまいます。でも(スター・ウォーズは)ただの映画じゃない、それ以上のものですから。」

あくまでトレボロウは、これから公開される『エピソード9』を観るファンに配慮してコメントを慎んでいるわけだ。正直に話してしまえば、作品の見方にも影響を与えるような現実があらわに……などと解釈するのはさすがに穿ち過ぎというものだろうか。

 

その一方、トレボロウは『エピソード9』への参加についてある感慨を覚えたことも語っている。

「(『エピソード9』への参加は)自分が信頼するものすべてを祝福する、そんなストーリーを語る機会でした。ジョージ・ルーカスやルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)に物語を伝えることができたんです。その経験は、今後の人生でも大切にしていこうと思いますよ。」

『エピソード9』の監督後任者には、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)のJ・J・エイブラムスが起用された。脚本はエイブラムスのほか、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)や『ジャスティス・リーグ』(2017)のクリス・テリオが執筆する。

なおトレボロウは、2021年公開『ジュラシック・ワールド3(仮題)』で脚本・監督を兼任。シリーズ第2作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018)では脚本・製作を担当していたため、監督としてのシリーズ復帰は『ジュラシック・ワールド』(2015)以来となる。

映画『スター・ウォーズ エピソード9(仮題)』は2019年12月20日米国公開予定

Source: Empire

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