Menu
(0)

Search

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』レイア・オーガナの登場シーンは「昨日撮影されたかのよう」 ─ 未公開映像を自然に織り込む

キャリー・フィッシャー
Photo by Riccardo Ghilardi photographer https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Actress_Carrie_Fisher_%C2%A9_Riccardo_Ghilardi_photographer.jpg

映画『スター・ウォーズ』シリーズの新3部作完結編、スカイウォーカー・サーガの最終作となる『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』には、故キャリー・フィッシャー演じるレイア・オーガナが自然な形で登場することになるという。キャリーの弟であるトッド・フィッシャー氏が明かした。

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』レイア・オーガナ、未使用映像で登場

2016年12月27日にキャリー・フィッシャーがこの世を去ってから、2018年12月27日で2年が経過した。キャリーが最後にレイア・オーガナを演じたのは『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)。同作の脚本・監督を務めたライアン・ジョンソンは、奇しくも物語の結末でレジスタンスの世代交代を示唆していたが、もちろんレイアの物語が終わったわけではなかった。

すでに発表されているように、『フォースの覚醒』(2015)のJ・J・エイブラムス監督が再登板する『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』では、『フォースの覚醒』『最後のジェダイ』の未公開映像によってレイアが再び登場する。しかし、その出番はどれくらいなのか。どのような形で登場するのか……。

このたび米ABC局の取材にて、トッド・フィッシャー氏は、レイアの未公開映像が多数存在することを認めている。

「これは、単に(過去の作品から)削除された映像ということではありません。(『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』では)未使用の新しい映像をストーリーに織り込むことができました。みなさんにとても喜んでもらえるものになると思います。元々そういうシーンだったように、昨日撮影されたかのように見えますよ。」

トッド氏いわく、レイアの登場シーンについて「詳しいことは何も言えない」とのこと。ただし製作の状況には「とても興奮しています」と述べているほか、以前の報道によれば、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』にはレイアにまつわる大きなサプライズも用意されているそうだ。

ちなみにポー・ダメロン役のオスカー・アイザックは、本作について「(レイアというキャラクターに)きちんと取り組む物語」、「キャリーが生んだ素晴らしいキャラクターを見事に扱っている」と話していた。二人の発言から察するに、いわゆる顔見せ程度の再登場ではなさそうだ……。

ちなみにトッド氏は、生前のキャリーが執筆した作品が手元に多数残っていること、それらをいずれ発表する意向であることも明らかにしている。作家・脚本家・エッセイストとしての豊かな経歴を持つキャリーだけに、公開を待ち望んでいるファンも多いことだろう。ただし、キャリー本人がそれらをどこまで世に出す意図だったのかは現状わからない。

映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は2019年12月20日に米国公開予定

Source: ABC

Writer

アバター画像
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly