『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』R2-D2も撮影終了 ─ C-3PO、BB-8に続いて

『スター・ウォーズ』シリーズの代表的ドロイド、R2-D2が長きにわたるスカイウォーカー・サーガでの務めを終えたようだ。“2代目R2-D2”である俳優ジミー・ヴィーが、最新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の撮影を完了したことを報告している。
It’s been a pleasure working with you. .#anthonydaniels #c3p0 .. #starwars pic.twitter.com/rezoBvNUPS
— Jimmy Vee (@realjimmyvee) 2019年2月11日
「ご一緒できて光栄でした。 #アンソニー・ダニエルズ #C-3PO」
2018年8月に開始された『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の撮影は、2019年2月13日現在、いよいよ佳境を迎えている模様。R2-D2の“相棒”C-3PO役を一貫して演じてきたアンソニー・ダニエルズは1月下旬に、新3部作の人気ドロイドBB-8は2月上旬に撮影を完了しているのだ。それから少しだけ期間をおいて、このたびR2-D2もすべての撮影を終えたというわけである。
『スター・ウォーズ』実写映画において、R2-D2は、オリジナル3部作・プリクエル3部作・新3部作、そして『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)の計10本に登場。『エピソード4/新たなる希望』(1977)から『エピソード3/シスの復讐』(2005)までは“初代”のケニー・ベイカーが単独で演じ、『フォースの覚醒』(2015)ではケニーと“2代目”ジミーが二人で演じている。2016年10月にケニーが死去したのち、『最後のジェダイ』(2017)と『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』ではジミーが役柄を引き継いだ。
『新たなる希望』以来、長らく続けられてきた「スカイウォーカー・サーガ」は、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』をもって完結すると宣言されている。今後はライアン・ジョンソン監督による新3部作、ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-)チームによる新たな映画シリーズ、ドラマ「ザ・マンダロリアン(邦題未定、原題:The Mandalorian)」が実写作品として製作されるが、そこにR2-D2が登場するかは定かでない。
なお“2代目”R2-D2のジミー・ヴィーは、ドラマ「ドクター・フー」に2005~2014年まで複数の役柄で出演し、そのスピンオフドラマ「The Sarah Jane Adventures(原題)」(2007-2010)にも出演。R2-D2役ではないが、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)でもクリーチャーの操演を担当していた。
映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は2019年12月20日に米国公開予定。
Source: Jimmy Vee