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『スター・ウォーズ/エピソード9』リーク防止対策がより厳重に ─ ルーク役マーク・ハミル「CIAの仕事みたい」

スター・ウォーズ/フォースの覚醒
写真:ゼータ イメージ

2019年12月に公開を控える『スター・ウォーズ/エピソード9』は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)と3作で成るシリーズの終幕作であり、1977公開のシリーズ1作『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』から続いたスカイウォーカー・サーガを締め括るフィナーレ作品。そのため、製作中の情報セキュリティ対策も厳重だ。

ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルは『エピソード9』でさらに徹底された秘密主義について、英Entertainment Weeklyのインタビューで「CIAみたいな、政府組織の機密事項の仕事をしているみたい」と語った。

『新たなる希望』当時とくらべて

ハミルは「NDA(機密保持契約書)にサインする度に、『スター・ウォーズ』第1作(新たなる希望)の脚本を読んだときのことを思い出すんですよ」として、『新たなる希望』当時の牧歌的な様子を回顧している。

「”うわぁ、最高に間抜けな脚本だな”って思って、親友にも渡して読ませて、”コレどう思う?”って。その親友も”ほんとに狂ってるね、これメレディスにも渡していい?”って言うから、”どうぞどうぞ”って。で、友達中で回し読みしましたよ。もちろん当時は(機密保持なんて)誰も気にしてなかった。」

時代は移ろい、『スター・ウォーズ』映画の製作ははルーカスフィルムとディズニーが情報管理に目を光らせる極秘プロジェクトとなった。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の脚本は、内容のリークを防ぐため、ダークレッドの用紙に白と黒の文字で印刷されていたことで知られる。こうすることで、コピーを取っても黒く潰れて解読不可能になるからだ。このセキュリティ対策は『エピソード9』でも使用されているようようだが、ハミルは「読んでると頭が痛くなってくる」とお悩みの様子。

『エピソード9』セキュリティ対策がより厳重に

さらに悩ましいことに、『エピソード9』では秘密主義がより徹底化されたために、脚本を持ち歩くことができなくなったのだという。というのも、『最後のジェダイ』時のハミルは厳重管理の条件下で脚本を保持しておくことがまだ認められていたのだ。脚本をロックした状態で保管し、片時も肌身離さず持ち歩いていたというハミルは「理由は分かりますよ。もしも脚本が流出してしまったら、全員の努力が台無しになってしまいますから。」

一方『エピソード9』では、どれほど厳重に管理しようとも、脚本の所持は許されなくなった。「会社から脚本を持った人がやって来て、直接手渡しされて、僕が読み終わるまで待ってるんです。プレッシャーはないですよ!一晩借りることもできないんです。今はそういうことになっていますね。」

ちなみに現在では、セキュリティ対策として脚本を電子化する流れもある。もっとも、ハミルは紙派のようだ。「ノートを取るのが好きで。余白の部分にちょっとマンガを描いておくと、画が浮かぶんですよね。覚えやすくて良い。でも電子版ではそういうことが出来ないでしょう。人間的じゃないなぁ。僕は古い人間で、長いこと紙の脚本に慣れているものでね。」

映画『スター・ウォーズ エピソード9(仮題)』は2019年12月20日に米国公開予定

Source:EW

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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