『キャプテン・マーベル』ジェンマ・チャン、マーベル新作『エターナルズ』に出演交渉中 ─ 『ダンケルク』バリー・コーガンも

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品『キャプテン・マーベル』(2019)で、クリー人のミン・エルヴァを演じたジェンマ・チャンが、MCUのフェイズ4にて登場する新作『エターナルズ(原題:Eternals)』の出演交渉に入っていることがわかった。米Varietyが報じている。
ジェンマ・チャンは『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)のマダム・ヤ・ジョウ役、『トランスフォーマー/最後の騎士王』(2017)の創造主クインテッサ役、『クレイジー・リッチ!』(2018)のアストリッド役など話題作に連続して出演。ドラマ「ヒューマンズ」(2015-2018)の主演女優としても知られている。
ただし、『エターナルズ』でジェンマが演じるのがクリー人のミン・エルヴァかどうかは現時点で不明。Varietyは「まったくの別人を演じる」との情報も掴んでおり、これが正しければ『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)と『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)にて祖父・孫という関係性の二役を演じたケネス・チョイ以来のキャスティングとなる。『キャプテン・マーベル』『エターナルズ』はともにMCUの“宇宙サイド”を描く作品ゆえ、ケネスと同じく、ミン・エルヴァと何らかの繋がりをもつ人物を演じる可能性もありそうだ。
また米Colliderによれば、『エターナルズ』には『ダンケルク』(2017)で青年ジョージを演じたバリー・コーガンも出演交渉に入っているとのこと。『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』(2017)や『アメリカン・アニマルズ』での演技も記憶に新しいほか、世界で超話題のドラマ「チェルノブイリ」にも登場した注目の若手俳優だ。なお、バリーの役どころについては伝えられていない。

『エターナルズ』は宇宙を舞台にした群像劇になるとされ、出演者には『トゥームレイダー』シリーズや『チェンジリング』(2008)のアンジェリーナ・ジョリー、「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)『シンデレラ』(2015)のリチャード・マッデン、『メン・イン・ブラック:インターナショナル』(2019)クメイル・ナンジアニ、『ウォーキング・デッド」(シーズン9~)ローレン・リドロフ、「アトランタ」(2016-)『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)ブライアン・タイリー・ヘンリー、『デスペラード』(1995)『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(1996)サルマ・ハエック、『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016)マ・ドンソクという個性豊かな顔ぶれが揃った。脚本はマシュー&ライアン・ファーポ、監督は『ザ・ライダー』(2017)クロエ・ジャオが務める。
映画『エターナルズ(原題:Eternals)』は2020年11月6日に米国公開予定。