『エターナルズ』アンジェリーナ・ジョリー、カメオ出演だと勘違いしていた ─ オファー当時をプロデューサーが振り返る

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作映画『エターナルズ』で、最強の女戦士セナを演じているアンジェリーナ・ジョリーは、自分自身の出演をカメオ登場程度にしか思っていなかったという。プロデューサーのネイト・ムーアが振り返っている。
ジョリーが演じるセナは、10人いるエターナルズのメンバーで最も危険な戦士と言われている。一方で、脅威として立ちはだかるディヴィアンツ打倒のためには、セナが持つ戦闘力が欠かせず、映画でも大きな役割を果たすことになる。
しかし、プロデューサーを務めるネイト・ムーアが米Comicbookに語ったところによれば、最初のミーティング時、ジョリーはなぜかカメオ出演の依頼であると勘違いしていたようだ。ムーアは以下のように語っている。
「私たちが初めて話を持ちかけた際、彼女は本当に小さなカメオをお願いされていると考えていらっしゃりました。なので、役割の大きさには驚いていたと思います。」
カメオ登場が頻出するMCUのことだから、オファーを受けたジョリーも部分的な出演だと思ったのだろうか。あるいは、以前ジョリーが「私はスーパーヒーローものやSF映画には日常的に傾倒していないんです」と語っていたように、『エターナルズ』への本格出演が信じられなかったのかもしれない。
事実、ジョリーにとって、スーパーヒーロー映画は「日頃から追い求めているようなものではない」と興味の範囲外であったという。しかし、ジョリーは『エターナルズ』に「何か別のものを感じた」と出演を決意。ジョリーは「とてもキャラクター重視の作品だったんです」と参加の決め手を話していた。
ちなみにジョリーによれば、『エターナルズ』への出演を一番喜んでくれたのは、6人の子どもたちだったのだとか。ジョリーは「子どもたちはファンとしてではなく、“お母さんならできるよ”というように出演を後押ししてくれました」と明かしていた。
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Source: Comicbook,Empire(参照:The Direct),Collider