『エターナルズ』PG-13指定で米公開へ ─「わずかな性描写が含まれるため」

『ザ・ライダー』(2017)『ノマドランド』(2020)のクロエ・ジャオ監督・脚本、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)による『エターナルズ』(2021年11月5日公開)が、PG-13指定で米国公開されることが判明した。
アメリカ映画協会によると、PG-13指定とされた理由は「ファンタジー・バイオレンスとアクション、いくつかの不適切な言語、わずかな性描写が含まれるため」とのことだ。PG-13指定に設定されること自体は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)などでも同様だったため、決して珍しいことではない。ただし気になるのは、「わずかな性描写が含まれる」という文言だ。
セレスティアルズという名の宇宙種族が人類への遺伝子実験で生み出した特殊種族、“エターナルズ”を描く本作では、エターナルズのメンバーであるセルシを巡る三角関係の恋模様が描かれると以前から示唆されていた。その相手となると予想されているのが、同じくエターナルズのメンバーであるイカリス、そしてコミックでは天才的な知性と武器を操る能力を持つ普通の人間、デーン・ウィットマンだ。この三人の恋愛模様を描く上でわずかな性描写が登場するのかもしれない。
『エターナルズ』は、7,000年にわたる一大群像劇。出演者はアンジェリーナ・ジョリー、『クレイジー・リッチ!』(2018)のジェンマ・チャン、「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデン&キット・ハリントン、『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016)のマ・ドンソク、『ゴジラvsコング』(2021)のブライアン・タイリー・ヘンリーのほか、クメイル・ナンジアニ、サルマ・ハエック、ローレン・リドロフらが名を連ねている。
『エターナルズ』は2021年11月5日(金)公開。
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