クリス・エヴァンス、『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』出演報道を否定「めでたく引退しました」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』に復帰出演すると伝えられたキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役クリス・エヴァンスが、報道から一変して出演を否定した。米Esquireにて驚きの発言を見せた。
『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』は、2026年公開予定のMCUクロスオーバー大作。エヴァンス演じるスティーブ・ロジャースは『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)を最後に引退していたため、どのような形での再登場になるか注目が集まっていた。
Esquireでは新キャプテン・アメリカ役のアンソニー・マッキーが特集に登場。エヴァンスの復帰情報がちょうどインタビューのタイミングで報じられたといい、マッキーも「知らなかった!」「数週間前にクリスと話したんだけど、その時は全然話題にあがらなかった」と驚いた。奇しくもその際に、マッキーは「次回作で全員復帰するって聞いたけど、君も戻ってくるの?」と確認したそうだが、エヴァンスは「僕はめでたく引退したから」と答えたという。取材タイミングで飛び出した復帰報道についてマッキーは、「マネージャーに“クリスが戻ってくるみたいだ”と教えてもらいました。僕が知っているのはそれだけで、脚本はまだ読んでいません」とのコメントを続けた。
これを受けてエヴァンス本人はEsquireを通じて、「あれは事実じゃないです」報道内容を否定。「こういうことはよくあるんです。『エンドゲーム』以来、2年おきに起こりますね。もう対応するのも辞めました」といい、マッキーに伝えたように「めでたく引退したから!」と答えたということだ。

『ドゥームズデイ』をめぐる前情報が、早くも複雑化の兆しを見せている。出ると思えば出ないクリス・エヴァンスに対して、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチは、出ないと思えば出る展開となっている。一度は出演を否定していたカンバーバッチだが、のちに「間違えちゃいました。次回作にも出ます」と訂正した。
エヴァンス復帰報道を伝えていた媒体の一つである米The Hollywood Reporterは、アンドリュー・ガーフィールドが『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』への出演事実を偽っていた前例を挙げ、エヴァンスの発言に懐疑的だ。2026年5月の『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』米公開まで、更なる情報が錯綜しそうである。
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Source:Esquire