クリス・エヴァンス、「ファンタジー映画に出たい」と意欲、エルフ耳もやりたい ─ 『ロード・オブ・ザ・リング』キャストも歓迎

マーベル・シネマティック・ユニバース映画でキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役を演じたクリス・エヴァンスが、「ファンタジー映画を作りたい」と意欲を見せている。『ロード・オブ・ザ・リング』の主要キャストもエヴァンスのアイデアを歓迎しているようだ。
米ワシントン州シアトルで開催されたエメラルドシティ・コミコン2024で、米Popverseの記者が司会を務めたパネルに登壇したエヴァンス。「ファンタジー映画の大ファンで、『ロード・オブ・ザ・リング』や『ネバーエンディング・ストーリー』が大好きなんです」と、同ジャンルへの愛を吐露した。「そういった映画に僕が合うかどうか分からないし、キャストとして検討されたことがあるかも分かりませんけど。でも、とがった耳も付けられるし、弓も打てるよ!」ともアピールした。
その後、同じ司会者の別のパネルに、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作でフロド役を演じたイライジャ・ウッドとサム役のショーン・アスティンが登場。司会者が、「『ロード・オブ・ザ・リング』のようなファンタジー映画を作りたい」と語っていたエヴァンスの言葉を伝え、「『ロード・オブ・ザ・リング』のファミリーにキャプテン・アメリカを迎え入れてもらえませんか?」と2人に尋ねた。
するとアスティンは、「僕が決定権を持ってるからね。そのコンセプトを歓迎しますよ」と答え、さらにウッドも、「クリス・エヴァンスのことが大好きなんです。マーベル作品以外でも、俳優として彼が下す全ての選択がいいなと思っています」と回答して歓迎している。
さらにアスティンはこう続けた。「彼の成功や、業界がどのように彼を見ているかを考えたら意外だけど、彼は映画を観たときの子どものような想像力や驚きを守り続けているんでしょう。(『ロード・オブ・ザ・リング』当時)彼はかなり若かったんじゃないかな。彼が『ロード・オブ・ザ・リング』のような文学的な重みのあるものをやりたいという野心を持っていることは、すごく良いことですよね」。
なお2023年2月には、『ロード・オブ・ザ・リング』新作映画の企画が動き始めたと発表され、同パネルでウッドはその点にも触れた。「ワーナー・ブラザースは、中つ国で語られる物語がもっとあると見ているようですね。どんな物語になるかは分からないけど、もっと映画を作る計画はありますよ」と述べたが、オリジナル3部作のキャストの復帰については「その機会があるかどうかは分かりません」と答えた。
『ロード・オブ・ザ・リング』新作映画の進捗状況については不明だが、ウッドやアスティンのカムバックに加えて、エヴァンスも参加することになったら……?夢の豪華共演が実現することを期待したい。
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Source:Popverse 、Comicbook.com