『エクソシスト』続編から監督が離脱、シリーズの方向性見直しか ─ 後任探しが早くもスタート

『エクソシスト』シリーズの新作映画『The Exorcist: Deceiver(原題)』の監督に就任していたデヴィッド・ゴードン・グリーンが企画から離脱したことがわかった。米Varietyが報じている。
ホラー映画の金字塔として知られる『エクソシスト』(1973)は、2023年に50年越しの正統な続編『エクソシスト 信じる者』が公開された。3,000万ドルの予算に対し1億3,700万ドルの興行成績を記録。1作目でクリス・マクニール役を演じたエレン・バースティンが再演したことも話題となった。
離脱が判明したグリーン監督は、『エクソシスト 信じる者』を手がけた人物。今回企画から離れることになった理由は明かされていないが、Varietyでは「『信じる者』の低評価を受けて、フランチャイズはクリエイティブ面の見直しを行うとの報道もあったため、グリーンの離脱はさほど驚くことではないだろう」との見解も示されている。
報道によれば、製作の米ユニバーサル・ピクチャーズと米ブラムハウス・プロダクションズは、新たな監督探しを行なっているとのこと。シリーズは継続の意向であることがうかがえる。
なお、監督の離脱とあわせて、2025年4月18日に定められていた米公開日が取り下げとなった。同日には、アントワーン・フークア監督が手がけるマイケル・ジャクソンの伝記映画『Michael(原題)』が米公開を迎えることも決まった。
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Source:Variety, Box Office Mojo