『ブラックパンサー』前日譚アニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」予告編が米公開 ─ 8月1日US配信開始

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『ブラックパンサー』シリーズの前日譚アニメシリーズ「アイズ・オブ・ワカンダ(原題:Eyes of Wakanda)」が、2025年8月1日に米ディズニープラスで全4話一挙配信となることがわかった。日本での配信情報は到着していない。
本作は8月6日にUS配信予定とアナウンスされていたため、ディズニー/マーベル・スタジオは配信時期を急遽繰り上げた形だ。このたび、米国版予告編もリリースされている。
MCU史上はじめて、MCUの正史と直接つながるアニメーション作品。ワカンダの“秘密警察”というべき組織ハトゥット・ザラゼの戦士たちが、祖国で採掘されるヴィブラニウムの遺物を敵の手から回収すべく、世界中を駆け巡りながら危険な冒険に挑む。
公開された予告編ではプロットは明かされていないものの、ハトゥット・ザラゼの面々と思しきキャラクターたちがあらゆる局面で戦いを繰り広げる様子がフィーチャーされている。「ワカンダ王国にはたくさんの秘密がある。我々のようなスパイは、ワカンダの知られたくない任務を遂行するために世界へ送り出されるのだ」「ワカンダの安全保障に秘密は不可欠です。“幽霊”になりなさい」。
シリーズは3,000年にまたがるワカンダの歴史を横断しながら、複数の時代を舞台に、いくつもの任務とヴィランが登場する。アヌシー国際アニメーション映画祭で上映された第1話は、約3,000年前のクレタ島から始まり、ヴィブラニウムで作られた道具を盗み出した反逆者の将軍ライオンを、元ドーラ・ミラージュの女性戦士ノニが追う物語。予告編にはアイアン・フィストも姿を見せているが、彼が登場するのはいつの時代なのだろう?
ノニ役はモデルのウィニー・ハーロウ、ライオン役は「ブラックライトニング」(2018-2021)のクレス・ウィリアムズ。新たに発表された声優陣には、「ライオン・キング:ムファサ」(2024)のアニカ・ノニ・ローズ、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」(2022-)のスティーブ・トゥーサンらも名を連ねている。
エグゼクティブ・プロデューサーは『ブラックパンサー』シリーズのライアン・クーグラー。シリーズ監督は『ブラックパンサー』シリーズや『罪人たち』(2025)のストーリーボード・アーティストを務めたトッド・ハリスが務めた。
「アイズ・オブ・ワカンダ(原題)」は2025年8月1日、米ディズニープラスで配信開始。日本での配信情報が待たれる。