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フラッシュ役エズラ・ミラー、バットマン役ベン・アフレック&スーパーマン役ヘンリー・カヴィルの卒業説は「信用ならない」

ジャスティス・リーグ
© JUSTICE LEAGUE and all related characters and elements are trademarks of and © DC Comics. © 2017 Warner Bros. Entertainment Inc. and RatPac-Dune Entertainment LLC. All rights reserved.

DCコミックス原作映画『ジャスティス・リーグ』(2017)でバリー・アレン/フラッシュ役を演じたエズラ・ミラーが、近ごろファンやメディアの間で話題となっている“ベン・アフレック&ヘンリー・カヴィル卒業説”に疑問を呈した。

ベン・アフレックとヘンリー・カヴィルは卒業するか

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)でバットマン、スーパーマンをそれぞれ演じたアフレック&カヴィルは、それぞれ役柄からの卒業が報じられ、また噂されている。

バットマンの単独映画『ザ・バットマン(仮題)』の脚本・監督を降板したアフレックは、マット・リーヴス監督によって再始動した同作に出演するかどうかが依然としてわかっていない。一部報道によれば、リーヴス監督は若きブルース・ウェインを描くともいわれており、これが真実ならばアフレックが登板する見込みは薄いといえそうだ。

一方のカヴィルについては、2018年9月に米The Hollywood Reporterが「スーパーマン役から卒業する」と報じている。こちらも真相は不明のままだが、少なくともワーナーが『マン・オブ・スティール』(2013)に次ぐスーパーマンの単独映画を企画していないことだけは明らかとなった。ワーナーもヘンリーのマネージャーも、引き続きカヴィルがスーパーを演じるかどうかについては明言していない。

ベン・アフレック&ヘンリー・カヴィル
ベン・アフレック&ヘンリー・カヴィル Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/19705103022/

エズラ・ミラー「信用ならない」

フラッシュ役のエズラ・ミラーは、このたび出演最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018年11月23日公開)のプロモーションで米PLAYBOYのインタビューに登場。DC映画ユニバースをとりまく一連の噂について尋ねられるとこのように答えている。

「こういうリーク(流出)情報が出た時は、いかに人々がその話を知っているとしても、かなり信用ならないですね。」

ミラーの回答はこれだけにとどまっており、個別の噂や情報については言及していない。PLAYBOYが伝えるところによれば、ミラーはこの質問に対して「慎重に」答えたという。もちろん、ミラーが実際の状況をどれだけ事細かに把握しているかわからない以上、これ以上の推測はできないだろう。

現在、DC映画ユニバースは大幅な方針変更のまっただなかにある。大きな動きのなかで、ミラーの主演する単独映画『ザ・フラッシュ(仮題)』も製作が大幅に遅れており、撮影開始は2019年後半までずれ込むとみられているのだ。
しかし逆にいえば、ワーナー&DCは確たる戦略性をもって革命を進めていることになる。『ジャスティス・リーグ』を経て登場する『アクアマン』(2019年2月8日公開)をはじめ、『シャザム!(邦題未定、原題:Shazam!)』、『ワンダーウーマン 1984(邦題未定、原題:Wonder Woman 1984)』などでどんな世界を見せてくれるのか、そしてアフレック&カヴィルの今後はどうなるのか、その真相が明らかになる日は決して遠くないだろう。

Source: PLAYBOY

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。