『ワイルド・スピード』最終作、『ファイヤーブースト』ルイ・レテリエ監督が続投決定

20年以上にわたって爆走を続けてきた『ワイルド・スピード』シリーズのファイナルを飾る完結編(タイトル未定)に、第10作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』のルイ・レテリエが監督で続投することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
レテリエは、2部構成となるシリーズ完結編の前編『ファイヤーブースト』の撮影初期に降板した、ジャスティン・リンの後任として監督に就任していた。
メガ・アクションシリーズの常連監督だったリンから大役を引き継ぐことになったレテリエは、製作側に自身のアイデアを伝えたことで脚本の第三幕を一晩で丸ごと改稿。その大仕事をやり遂げた姿勢が評価されて、完結編への続投に至ったのではないだろうか。現時点で最終章に関する詳細は明かされていないが、シリーズの危機を救ったレテリエが有終の美を飾ることとなる。
フランス出身のレテリエは、人気アクション映画『トランスポーター』(2002)『トランスポーター2』(2005)で監督を務めた。『ワイルド・スピード』シリーズでデッカード・ショウ役を演じるジェイソン・ステイサムとは、『ファイヤーブースト』で再タッグとなる。その他にはマーベル映画『インクレディブル・ハルク』(2008)をはじめ、『タイタンの戦い』(2010)『タイタンの戦い2』(2012)なども手がけ、ダイナミックなアクション映画を得意としている。
まずは、レテリエ監督がシリーズに初参戦した、2023年5月19日より公開となる『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』を観に映画館へ足を運ぼう。
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Source:Deadline