『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』ロボット・ハービーの声優は『スター・ウォーズ』グリーヴァス将軍役 ─ 「チャーミングで愛らしい」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』で、ロボットのハービー(H.E.R.B.I.E.)の声を『スター・ウォーズ』グリーヴァス将軍の声優として知られるマシュー・ウッドが務めていることがわかった。英Empireが報じている。
ハービーはミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズが開発したアンドロイドで、初登場はコミックではなく1978年のアニメーション版。契約の都合でヒューマン・トーチ/ジョニー・ストームを登場させられなかったため、代わりに考案されたキャラクターだったが、のちにコミックでも活躍するようになった。
実写映画でハービーが本格登場するのは今回が初めて。監督のマット・シャックマンは、「研究室ではリードの右腕として、どんな実験でもサポートできる。ニューヨークでも宇宙空間でも、常に彼のそばにいるんです」と説明した。「(ハービーは)ほかのキャストと同じように大切で、生き生きとしています。ちょっと偉そうなところもあるけれど、間違いなくファミリーの一員。とてもチャーミングで愛らしいですよ」。
声を担当するマシュー・ウッドは、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005)や「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」(2008-2020)などでグリーヴァス将軍を演じているほか、数々の映画・テレビ・ゲームで声優を担当。MCU作品では『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2023)で征服者カーンの手下を演じた。本職は音響編集者で、『スター・ウォーズ』続3部作や『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(2007)ではアカデミー賞にノミネートされている。
撮影現場において、ハービーは木製の人形やアニマトロニクスなどを使用し、なるべく実写で撮影された。完成した映画では、実物にCGが合成された姿で登場するという。
「魅力的で楽しい、けれど心に刺さる。彼がこの映画の象徴となることを願っています」とシャックマン監督は語った。
映画『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は2025年7月25日、日米同時公開。
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Source: Empire