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『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』出演者、「たぶん70〜80人くらいの不特定多数に話しちゃった」

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マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』でポール・ウォルター・ハウザーは、地底国「サブタレイニア」を築いたモールマン/ハーヴェイ・エルダー役を熱演。秘密主義のマーベル作品ながら、実は自分の演じる役を周囲に喋りまくっていたそう。

GQのインタビュアーに登場したハウザーは、「マーベル映画のセキュリティと秘密保持の厳格さ、そして自分が何をしているかを他人に話せない状況は試練だったのでは?」との質問に「基本的には僕は口を閉ざしていましたし、現段階では誰もが理解しています。『スター・ウォーズ』やマーベル作品に出演するのなら、それについて話せないなんて、誰だって分かっていることです」と回答。いかにも自分の仕事に矜持を保つ俳優らしい発言なのだが、しかし……?

「正直に言うなら、今でその正直さを誇りに思っていますけど、たぶん70人か80人の不特定多数に話しちゃいました。家族やファンも含めてね。嘘をつくつもりはありませんし、本当に誰にも話さなかったとは言いません。数十人に話しましたね。」

なんと、かなりの大人数に自身の出演を明かしまくっていたというハウザー。もっとも、「皆さんもベラベラと広めたり、メディアに漏らしたりはしませんでした。みんな尊重してくれて、わくわくしてくれて、そんな感じでした」と、運良く(?)事なきを得ていた模様。「車椅子に乗った小さな子どもが僕のところにやってきて、“あなたがモールマンなの?”って聞いてきたら、“分からないな、モールマンがいるとは聞いたけど……”みたいに言う感じ。そしてウインクするんです、みんなをわくわくさせるためにね」と、ファンとの交流には心温まる瞬間もあったようだ。

インタビュアーから「“あの子どもがTMZ(アメリカの芸能ニュースサイト)に『ハウザーがモールマンだ』と暴露するんじゃないか”とか考えたら真夜中に汗びっしょりで目覚めたりはしなかったのか」と問われると「そうしたかもしれないけど、神のご加護によって僕はここにいるわけです。だって信号無視みたいなものじゃないですか」といたって平然としている。

「それで逮捕されることもあるかもしれないけど、(警察も)もっと悪いやつらを捕まえようとしていると願いたいものです。ケビン・ファイギとマーベルの連中を見ていると、彼らはもっと他のことで忙しいと思うんですよ。彼らは僕を追ってくるとか、頭皮を剥ぐとか、首に小さな矢を射つとかはしてこないと思いますよ。」

ハウザーは飄々と語るが、マーベルが秘密保持に厳格である事実は揺るぎない。作品の重大なネタバレをうっかり漏らしてしまうために“ネタバレ王子”、“うっかりラファロ”と不名誉な異名をつけられてしまったトム・ホランドとマーク・ラファロは『スパイダーマン』シリーズ第4弾『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』での共演が見込まれているため、秘密保持の徹底が必要だろう。また、『キャプテン・マーベル』(2019)などのブリー・ラーソンはドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」シーズン4でのサプライズ出演を内緒にしていたことについて、「マーベルでの長年の仕事のおかげで、秘密を守ることには慣れた」とも明かしていた。

ハウザーが今後のMCU作品に再登場するかは現時点で不明だが、今度こそ作品の秘密は地底深くにこっそり隠しておいてほしいものだ。

Source:GQ
Text:Yuka Shingai、中谷直登

Writer

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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