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MCU版『ファンタスティック・フォー』に「ムーンナイト」製作陣2名が起用 ─ 作品同士の繋がりどうなる?

ファンタスティック・フォー

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)で新たにリブートされる『ファンタスティック・フォー』(正式タイトル未定)に、「ムーンナイト」(2022)の製作に携わったグラント・カーティスとニック・ピピンが参加していることがわかった。これまで本企画の製作陣については、2022年4月下旬に離脱したばかりのジョン・ワッツ監督以外伝えられていなかった。

このたびカーティスとピピンの関与を明かしたのは、「ムーンナイト」で脚本を担当したジェレミー・スレイター。米Comicbookに、「『ムーンナイト』の製作をされてた方は『ファンタスティック・フォー』を率いています。なので僕たちはたくさんのことを話し合っています」と語っている。「私は“君たちには何も提案したりしないよ。僕の力は必要ないだろうから”と言いましたけどね」。

「ムーンナイト」でカーティスは製作総指揮を、ピピンはプロダクション開発を担当。2人はマーベル作品での仕事経験は豊富で、カーティスはサム・ライミ版『スパイダーマン』シリーズ3作でプロデューサーを務め、ピピンは2016年の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』以降のMCU作品15作以上に携わってきた。

そんな2人が『ファンタスティック・フォー』に関与することで、とある可能性も生まれている。「ムーンナイト」が『ファンタスティック・フォー』に繋がっていくという可能性だ。「ムーンナイト」では第1話のとある描写が『ファンタスティック・フォー』のヴィランであるドクター・ドゥームが統治するラトベリア王国を思わせるとして話題となっていた。これはあくまで1つの説として受け止められており、公式からの答えは提示されていないが、スレイターの証言にあるように、「ムーンナイト」製作陣内で『ファンタスティック・フォー』の話が挙がるというは単なる偶然なのだろうか。

また、作品同士の関連性が近年よりいっそう強まりつつあるMCUにおいて、最新作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(MoM)』(2022)での製作陣の起用例を参考にすると、「ムーンナイト」と『ファンタスティック・フォー』の繋がりを考えずにはいられない。『MoM』の脚本を手がけたのは、「ワンダヴィジョン」(2021)のマイケル・ウォルドロン。『MoM』は「ワンダヴィジョン」の続編的な役割を果たし、物語はダイレクトに繋がっていったのだ。

ちなみに、奇しくも証言者のスレイターは、ジョシュ・トランク版『ファンタスティック・フォー』(2015)で脚本を手がけた人物でもある。上述のコメントから察するに、スレイターはMCU版『ファンタスティック・フォー』に関与しているわけではないようだが、カーティスとピピンにどのような言葉をかけたのかは気になるところだ。

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Source: Comicbook

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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