『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』米公開が再延期 ─ 『ミニオンズ』続編は2022年夏へ

世界的人気を誇るカーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズの第9作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の米国公開日が、2021年5月28日から同年6月25日へ再延期されることがわかった。米ユニバーサル・ピクチャーズが発表した。
The family returns June 25. Only in theaters. #F9 pic.twitter.com/D9klpcvHDk
— #F9 (@TheFastSaga) March 4, 2021
『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は、もともと2020年5月22日に米国で、5月29日に日本で公開予定だった。しかしユニバーサルは、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、世界公開を2021年4月2日に約1年延期。その後、5月28日への再延期を決定していた。今回の繰り下げによって、通算3度目の日程変更となる。
米Deadlineによると、米国における約1ヶ月の公開延期は海外市場にも影響を与える見込み。ニューヨークやロサンゼルスでは、新型コロナウイルスの感染状況やワクチン接種の進捗を鑑みつつ、いよいよ映画館の営業が再開されるが、海外には現在も営業再開が叶わない市場が存在する。米国よりも早く、海外で『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が先行公開される可能性もあるが、ユニバーサルはできるかぎり多くの市場での同時公開を目指しているとのこと。なお本記事時点で、日本公開日は「2021年」とのみ告知されている。
『ミニオンズ フィーバー』再び1年の延期
ユニバーサル社は、『ミニオンズ』(2015)の続編映画『ミニオンズ フィーバー』の米国公開日を2021年7月2日から2022年7月1日へと再び1年延期することも決定している。同作は当初2020年7月に世界公開予定だったため、都合2年の延期となる。
前回の延期に際しては、製作会社イルミネーション・エンターテインメントがコロナ禍を受けてフランス・パリのスタジオを一時閉鎖したため、予定通りに映画を完成させられないことが伝えられていた。日本公開日は調整中とされている。

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Source: Deadline