『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』リュダクリス、次は「地底世界に行きたい」【インタビュー】

『ワイスピ』がこの夏をアツくする!
世界中の“ファミリー”が待ち焦がれた最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が、いよいよ2021年8月6日より日本公開となる。コロナ禍で公開延期に見舞われていた『ジェットブレイク』が、ついに日本を駆けるのだ。
『ワイスピ』といえばファミリーのアツい絆が見どころだが、中でもクリス・“リュダクリス”・ブリッジスが演じるテズ・パーカーと、タイリース・ギブソンが演じるローマン・ピアースのコンビのお笑いは『ジェットブレイク』でも炸裂。毎作スケールも緊張感もましていくシリーズの中でも、テズとローマンのふたりはずっと等身大だ。
THE RIVERでは、そんなテズ役を演じたリュダクリスに単独インタビュー。ラッパーとしても有名なリュダクリスは、THE RIVERの質問にノリノリで回答してくれた。ファミリーのアツい絆を感じられる裏話は、ファン必読だ。

『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』テズ役リュダクリス インタビュー
──こんにちは!
ワッツアップ、メーン!
──ハーイ!日本のTHE RIVERです。お会いできて嬉しいです!
俺もだぜ、メーン!
──覚えていますか?昨年(2020年)、『ジェットブレイク』が宇宙に関係するのではないかという話題について最初にコメントしたのは、あなただったんですよ。インタビューでの回答が、ファンの間ですごく話題になりました。あれって、プロモーションのためにわざと言ったんですか?それとも、本当についつい?
そうだね!覚えてますよ。あれ、トラブルになりました(笑)。宇宙だなんて、ヤバイですよね。
※※リュダクリスは2020年7月に登場した米ラジオ局のインタビューで、「次回作では宇宙が関わるんじゃないか」と尋ねられ、「あなたはとても直感が冴えてますね。だって本当のことをさっき言いましたから」と回答し話題となっていた。
──「今回はクルマで大気圏からぶっ飛んでいく」って知った時、どんなリアクションでした?
めちゃくちゃ嬉しかったですね。知ってくれてるかわからないけど、俺はラッパーとして“リュダクリス”っていう名前を持ってて、ぶっ飛んで、クレイジーで、ワイルドで、“ludicrous(ばかげている)”って意味なんです。だから、何でもエクストリームであってほしい。大気圏からぶっ飛ぶアイデアもめっちゃ気に入りましたよ。こんなエクストリームなことはないし。
──タイリース・ギブソンが演じるローマンとの漫才みたいな掛け合いが大好きなんですが、あれは脚本通りなんですか?それとも現場でアドリブをやっているのでしょうか?
(笑)。俺とあいつは常にアドリブだよ。でも、脚本に書かれていることも、ちゃんと確認してます。いろいろな選択肢を作って、(製作側が)どんな映画にしたいかによって合わせています。だから映画が面白くなる。どんなセリフや面白いジョークが飛び出すか、わからないですからね。
──たとえばマーベル・ユニバースでは人気キャラクターの組み合わせを描くスピンオフドラマが人気です。もしも『ワイスピ』でもドラマが作られたら……
ドラマならもうあるよ!Netflixで製作されているから、観たほうがいい。
※アニメシリーズ「ワイルド・スピード/スパイレーサー」のこと。ドムの従弟の物語が描かれる。
──ですが、実写版ではどうでしょう?テズのスピンオフができるとしたら?
たくさんの人が動かないと実現しない話だよね。俺から言えるのはそれくらいかな。

──今作では、ファンの愛するハンがカムバックを果たします。現場でサン・カンと初めて再会を果たした瞬間のことを覚えてますか?
間違いないね。俺たちの初対面はそのまま劇中に使われているから、マジのリアクションが見れますよ。劇中でやってるハグは、あれマジだから。どれだけ彼のことを思っていたかがわかると思いますし、復帰してくれてマジで嬉しいです。
──ポール・ウォーカーは不在ですが、『ジェットブレイク』を観ると、ブライアンは一緒にいてくれるんだ、と確かに感じることができました。