『ワイルド・スピード』の20年、全ての始まりにタイムスリップする特別映像 ─ 最新作は「ゲームチェンジャーに」

『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』より、シリーズのオリジンに遡った特別映像『F9|The Originals』が米公開された。始まりから20年、苦楽を共にしてきたファミリーの軌跡が描かれている。
「それからはゼロヨンだけに生きる人生だ(I Live My Life a Quarter Mile at a Time)」。2001年公開の第1作『ワイルド・スピード』劇中で、ドム(ヴィン・ディーゼル)がブライアン(ポール・ウォーカー)に放ったこの一言が、今にまで続く『ワイスピ』の20年間を物語ってきた。この名ゼリフに始まる特別映像は、『ワイスピ』のオリジン、そしてレガシーを振り返るもの。第1作から第9作まで、ファミリーの変遷が収められている。
冒頭は、第1作出演当時、若かりし姿のヴィンやポール、レティ役ミシェル・ロドリゲス、ミア役ジョーダナ・ブリュースターらオリジナルメンバーの姿が映し出される。アンダーグラウンドが描かれた第1作劇中の映像を見ると、カルチャーにどっぷりと浸かる若者の熱気が呼び起こされるようだ。
シリーズが進むにつれて、ファミリーも予算も増えていき、数々の困難なミッションに命がけで挑んできたファミリー。これまでを振り返る劇中映像に加えて、キャストや監督を捉えた撮影風景も切り取られている。きたる第9作『ジェットブレイク』について、ミシェルが「この映画で起こることは、間違いなくゲームチェンジャーです」と予告すれば、ヴィンは「『ワイスピ』ファンの方々は、これまでのどのチャプターで私たちが予想を裏切るようなことをやってきたことに早いうちから気づいていました」と振り返る。「それを知っていても、次に何が起こるかは予想できないでしょう。世界が第9章を目の当たりにすることが楽しみです」。
『ジェットブレイク』には、お馴染みのファミリー・メンバーのほか、第3作『ワイルド・スピードx3 TOKYO DRIFT』(2006)に登場したハン役サン・カンをはじめ、ショーン役のルーカス・ブラック、アール役ジェイソン・トビン、トゥインキー役バウ・ワウが揃って再登場。監督を第3〜6作を手がけたジャスティン・リンが務めるなど、まさにファミリーが再集結する。
『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は、2021年8月6日全国公開。
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