バッキー&ファルコンのスピンオフドラマ、企画進行中 ― マーベル・スタジオ製作、ディズニー映像配信サービスで

待ってました。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の製作を統括する米マーベル・スタジオが、セバスチャン・スタン演じるジェームズ・“バッキー”・バーンズ/ウィンター・ソルジャーと、アンソニー・マッキー演じるサム・ウィルソン/ファルコンのスピンオフドラマを企画していることがわかった。米Varietyが報じている。
ファルコン&バッキーのスピンオフドラマは、2019年に開始されるディズニーのストリーミング・サービスにて配信される見込み。先日の報道によれば、マーベル・スタジオはMCUの人気ヒーローやヴィランを主人公とする、全6~8話ほどのリミテッド・シリーズ(1シーズン限りのテレビシリーズ)を複数検討しており、主人公の候補には『マイティ・ソー』シリーズのロキ、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)で初登場したスカーレット・ウィッチが挙がっているとされていた。
Varietyの情報によると、ファルコン&バッキーのスピンオフドラマで脚本を担当するのは、ドラマ「Empire 成功の代償」(2015-)や映画『マイファミリー・ウェディング』(2010)のマルコム・スペルマン。なお、マーベル・スタジオによるスピンオフドラマ企画で脚本家の雇用が伝えられるのは今回が初めてだ。
サム・ウィルソン/ファルコンは『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)、バッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャーは『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)で初登場。ともにスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカとの間に深い関わりを持ちながら、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)では絶妙に息の合った演技で観客を惹きつけた。またアンソニー&セバスチャン本人も、イベントやインタビューでスパイダーマン役のトム・ホランドを揃ってイジるなど相性の良さを垣間見せている。
こうした経緯から、マーベル・ファンの間ではファルコン&バッキーのスピンオフを望む声が少なくなかった。そして何を隠そう、アンソニー&セバスチャンもスピンオフの実現を望んでいた人物にほかならないのだ。二人は“実現するなら『48時間』(1982)のような作品”だと声を合わせ、アンソニーは「最終的にお互いを3, 4回ボコボコにするんです、もう目に見えますよね」、セバスチャンは「絶対できるでしょ」と熱意を語っていたのである。
サム・ウィルソン/ファルコン&ジェームズ・“バッキー”・バーンズ/ウィンター・ソルジャーのスピンオフドラマは配信時期未定。ディズニーのストリーミング・サービスは2019年に米国を対象に開始される。
Source: Variety