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「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」サムとバッキー、キャラクターの新境地へ ─ セバスチャン・スタン、アンソニー・マッキーとの共演楽しむ

アンソニー・マッキー セバスチャン・スタン
(The Walt Disney Company/Image Group LA) ANTHONY MACKIE, SEBASTIAN STAN

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー(原題:The Falcon and the Winter Soldier)」は、おなじみサム・ウィルソン/ファルコンとバッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャーを新たな境地へ向かわせる作品になるという。バッキー役のセバスチャン・スタンが語った。

『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)にてスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカの親友として物語のカギを握ってきたバッキーと、『ウィンター・ソルジャー』での初登場から『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)までで劇的な変化を遂げたサムは、いよいよ本格的にタッグを組んで2人の冒険に繰り出す。

このたびET Canadaのインタビューにて、スタンは「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」について「今までにこの役柄でやったことのないことをやっています。まったく違うところへ、まったく新しいところへ(キャラクターを)導いているんです」と語った。過去には本シリーズについて「とてもクールで、クレイジーな作品になります。僕が言えるのは、今までのものとは違う、新しいものになるということ」と語っていたが、作品のテイストのみならず、それぞれが演じるキャラクターにも大きな変化が到来するとみられる。

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長によると、本作は『エンドゲーム』後の世界を舞台に、キャプテン・アメリカの“盾の継承”が描かれる物語。もちろん作品の内容は謎に包まれたままだが、スタンはマッキーとの撮影を存分に楽しんでいるようだ。「アンソニーと一緒なので、楽しくないわけがないんです。ただ、時々ほんとに殺したいなと思うことはある(笑)。それ以外は大丈夫。もしこの作品を終えるまでにお互いを殺さずに済んだら、僕らは仲良しってことです(笑)」。

そんな言われようのマッキーは、盾を託されたということもあり、本作では従来をしのぐ激しいアクションにも臨んでいる模様。その努力ぶりについて、スタンは「こうして話している間も、アンソニーはジムに行ってますよ。彼は脚や太ももを鍛えていて、ずっとトレーニングしていると思います」と語った。それから、「僕も遅れを取り戻さないと。そうすれば遅れずについていけるから」とも。

本作にはアンソニー・マッキー&セバスチャン・スタンのほか、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)からヘルムート・ジモ/バロン・ジモ役のダニエル・ブリュール、シャロン・カーター/エージェント13役のエミリー・ヴァンキャンプが続投。新キャラクターのジョン・ウォーカーをワイアット・ラッセルが演じる。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー(原題:The Falcon and The Winter Soldier)」はDisney+にて2020年秋に米国配信予定。監督は「ハウス・オブ・カード」「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」などのカリ・スコグランド、脚本は「Empire 成功の代償」マルコム・スペルマン、『ジョン・ウィック』シリーズのデレク・コルスタッドが務める。

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Source: ET Canada

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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