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『ワイルド・スピード』完結に「繰り返し浮かぶシーンがある」とヴィン・ディーゼル ─ 『ジェットブレイク』で「多くの準備」を

ワイルド・スピード/ジェットブレイク
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『ワイスピ』最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が遂に日本で公開を迎えた。2021年は『ワイスピ』20周年のアニバーサリーイヤーということもあり、祝福ムードを漂わせての封切りとなったが、本作を皮切りにシリーズは完結へと向かう。残すところ、元々2020年に公開が予定されていた第10作と、新たに追加で発表された第11作となったのだ。

完結2部作となる第10作&11作は、2023年と2024年に連続で公開される見込み。現在はプリプロダクション(撮影前準備)にあるようだが、主演・製作を兼任するヴィン・ディーゼルによれば、『ワイルド・スピード』がいかにして完結するのかをすでに知っているのだという。

Colliderより「最後はどのようなシーンで終わるのか」と訊かれたヴィンは、「繰り返し浮かぶシーンがあって、ここ何年もずっとフィナーレのフィナーレがどうなるのかを想像してきました」と答えている。シリーズ第3〜6作を手がけ、『ジェットブレイク』で監督復帰を果たしたジャスティン・リンと共に、完結に向けた構想を浮かべてきたというヴィンは、「僕たちは労を惜しまず話してきましたし、そこを目指して取り組んできました」と、現時点ですでに着地点があることを認めているのだ。

ヴィンやリン監督が完結を意識し始めたのは、もっと前に遡る。2021年1月、ヴィンは第6作『ワイルド・スピード EURO MISSION』が公開を迎える前の2012〜2013年頃に、ポール・ウォーカーと「10作目で終えることについて話していた」と明かしていたのである。この時点で、『ワイスピ』を始めたドムとブライアンで、ヴィンとポールで完結を視野に入れていたということだ。その後、ポールは不慮の事故によりこの世を去ってしまったが、彼の遺志はヴィンによって今も『ワイスピ』で受け継がれている。

そんなポールと思い浮かべた『ワイスピ』のフィナーレについて、ヴィンは「『ジェットブレイク』の多くでその準備がなされていますし、サーガの完結2部作への準備なんです」と語る『ジェットブレイク』ではミアやハンに加えて、第3作『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006)のメインキャラクターたちも揃ってカムバックを果たし、まさにシリーズ20年の総結集が見られた。以前、リン監督は『ジェットブレイク』を「完結3部作の中の1つ」とも表現していた

ラストランに向けて、『ワイルド・スピード』はどのような道を走っていくのか。「繰り返し浮かぶシーンがある」と語っていたヴィンだが、それが何にせよ最後はファミリー全員が揃った光景を拝みたいものだ。

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Source: Collider

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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